あらすじ
負担やしんどさがスッと消えて、家が明るく、家族が元気になるまったく新しい家事本!
・「手」に「視線」に、心をこめて家事をする
・やりたくないときに家事を「やってはいけない」理由
・ルールも決まりも「習慣化」もいらない
・神事(かみごと)としての家事、神聖な心がはぐくまれるやり方
・片づけは「畳一畳のなわばりづくり」から
・そうじは「物をいつくしむ」こと
・「きれいな部屋」より、「あたたかくて、血の通った明るい空気」を
・〇衝動で掃除する ×毎日決まった時間に掃除する
・目線意識で、うれしくなる冷蔵庫に
・汁物一品あれば、家族のエネルギーがすっと整う
・本棚からはじまる家の「パワースポット」づくり
・「うちの子になる?」と聞く買い物
そのほか、やりたいことを、やりたいときに心をこめてやるだけで、自然と家は片づき、料理がおいしくなる。
効率を追求せず、「自分の機嫌のよさ」や「心をこめること」を大切にすると、結局効率的になる。
忘れられていた「家事」の意味と、素敵な方法論を教えます。
イラスト:本田亮
デザイン:アルビレオ
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Posted by ブクログ
自分から良いエネルギーを出すことを意識すると、そのエネルギーが物にも伝わるということを実感しました。
例えばお米を丁寧に扱ってみたら、炊けたご飯が本当においしくなりました。
Posted by ブクログ
毎日の家事の参考になる事が書いてあるかなと思って読み始めたが思ったよりスピリチュアルな内容だった。「こうあるべき」を求めてピリピリしているお母さんよりも理想とは違っても笑顔のお母さんの方が家は明るいエネルギーで満たされるというのはわかっちゃいるけど‥という感じだった。忙しい毎日の中一つ一つの家事を心を込めてするのはむずかしいかもしれないけれどか、「自分が愛の存在だったらどう行動するか」ということを頭に置いていれば少しは行動が変わるのかもしれないと思った。
Posted by ブクログ
★感想
スピリチュアル的なところもあるが
全ての物・人の手が関わっている、
人は支え合っていきていく、
感謝して、心地よく生活するための土台と思う。
★引用 一部変更
①困ったら?
いま、自分が愛の存在だったら何をすべきか?
と心の中で繰り返す。
愛の存在でできることは、行動に関係ない
何をする(DO)存在でなく、どんな存在なのか(BE)
散らかっていても、
家族が楽しみ、笑顔であれば、
家全体、すみずみにまで笑い声がこだまする。
物への愛情を見の内に感じ、
家電を慈しむ気持ちでさわり、目を閉じる。
②買い物する時のポイントは?
友情を感じられるものを買う。
ものに対する愛情が湧いてくるので、
たくさん持つ必要がない、自分のお世話できる範囲で
「うちの子になる?うちに来る?」
「来てくれてありがとう」「かわいいね、良い色だね」
例 服
→着ると心地よい?肌つやもよくつやつやに見える?いい気分?
靴
→しっくりきて空気のよう?背が伸びるような感覚?
鍋
→美味しく調理されていく映像が浮かぶ?毎日使っても重すぎず、負担にならないバランス?ニコニコできるデザイン?
③片付けで大切なことは?
片付けることではなく、
ご機嫌でニコニコとすごすこと
であるのは、まちがいありません。
優先
笑い・ゆるみ・安心・快活さ・
心地よさの流れに満ちた家。
生活という営みの中で常に部屋が整然
としているのは不自然なこと
④物はどうされたがっている?(視点)
1 苦しくないスペースが欲しい
2 自分にふさわしい居場所にいたい
⑤子どもとの生活で大切なことは?
私が散らかっているのが苦痛だったら、
私が片付ける。否定・命令しない 認めいざなう。
・本棚がある家庭
いまはわからなくても
未来に向けて大きな幸せの木を育てる力のある家
⑤不機嫌な気持ちからご機嫌を維持する方法は?
「私はそれを選んでいない」と宣言するだけ。
自分と切り離したところで、
その物人の存在をそのまま認める。
例 「そうね、たばこの匂いね」
「私はそれを選んでいない」
その他 引用
①「愛のエネルギー家事」のはじめの一歩とは?
家にある物、人、動物、一つひとつに心を置き、見ることから始めてみましょう。
例 いつも座っている椅子「買ってもう10年か。相変わらず美しいかたちだなあ。いつもありがとうね」
まなざしから自然に生まれる感情をもとに家事をしていきましょう。
「心をこめる」とは、「心を遣る」こと。
・「心をこめてにぎったおむすびはおいしい」手のひらから伝わる愛情
・「なんとなくいいな」と肌感覚で感じる人や物、場所にふれることが、自分の中のエネルギーを高めていく
24時間のなかで「なんとなくいいな」をどれだけ連打できるか→それが「すごくいいな」という大きな喜びにたどり着かせてくれる
②掃除の哲学を短くいうと?
「物を愛する」
・床にさわる。ほこりにさわる。汚れたコンロにさわる。さわることが掃除の始まり。
・きれいにしなくちゃと拭くではなく、「心を置くこと」こそが掃除
・雑巾=家のSOSを助けてくれる宝布 どんなに汚れてもいやとは言いません。とても謙虚で献身的
・住む人に愛があり→家や持ち物を大事にしたくなるから→掃除をする
=住む人に愛があるから→仕事にも愛があり→結果として成功する
③各方向に6回のお礼とは?
神社にお参りするような気持ちで無理のない自然な頻度で
心の偏りをわずかな遠心力を使い、揺さぶるチューニングの働き
④効率を高めるいちばんの近道は?
食べたいものを食べたいときに食べる。
作りたいときにつくりたいものを食べる。
自由に享受できることに感謝の気持ちをもって
体と心が欲する食材を買い、喜びとともに調理する。
海のもの→魚介 海藻
山のもの→キノコ 果物 梅干し 山や木からの恵み
陸のもの→畑で撮れる野菜大豆 穀物 肉卵
Posted by ブクログ
この本は、義務のように感じる家事を、愛情や心を込めておこなうことで、明るいエネルギーが住む人にも家の中にも家の外にも伝わり、循環していく。
という内容。
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響いた言葉は、
・「心をこめる」とは、「心を遣る」こと。
家にある物、人、動物、一つひとつに心を置き、見ることから始めてみましょう。
・究極のところ、すべての家事は、手のひらから愛情を伝える行為にほかなりません。
・あなたがいる場は「第二のあなた自身」です。家だけではなく職場も「自分の状態をあらわす鏡」と思っていただいてかまいません。
自分の状態がやさしいものに変われば、場も少しずつやさしいエネルギーに変わるはずです。
・「なんとなく」こそが、もっとも信頼できる感覚です。
・やさしい心を持つ人が経営している会社、雰囲気が明るいお店、楽しさや愛のたくさんある場所はどんどん繁栄していきます。
・「なんとなくいいな」と肌感覚で感じる人や物、場所にふれることが、自分の中のエネルギーを高めていきます。
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苦手な人も多いと思いますが、私は義母の作ったおにぎりが大好きで、子供たちは私の母が作るおにぎりが大好き。
手のひらから出るエネルギーのせいでしょうか。
この本は娘たちがお嫁に行く時に、そっと渡したい1冊です。
Posted by ブクログ
*負担やしんどさがスッと消えて、家が明るく、家族が元気になるまったく新しい家事本!そのほか、やりたいことを、やりたいときに心をこめてやるだけで、自然と家は片づき、料理がおいしくなる。効率を追求せず、「自分の機嫌のよさ」や「心をこめること」を大切にすると、結局効率的になる。忘れられていた「家事」の意味と、素敵な方法論を教えます*
いわゆる家事のハウツー本ではありません。スピリチュアル系の家事本。どうせやらなければならないのなら、心を込めて、愛を注入しながら家族みんなを幸せにしましょうね♡的な趣旨の本です。
挿絵や書き方も優しく、家事に対する心持ちを柔らかくしてくれるような内容が満載です。家事に疲れたり、家事ってなんだろうとため息をつきたい時などに読むと、心に染み入るのではないでしょうか。
個人的には、尊敬する栗原はるみ先生はじめ、人生を楽しんでいる大先輩方はみなさんとっくに意識せずにされていることなので、目新しいとは思いませんでしたが・・・
ただ、偏食を許す、子どもの片付けは親がする、お米はとぎ汁につけたまま感謝の念を入れる、やりたい家事をやりたい時にだけする、等々はどうなのかな・・・と突込み満載でもあります。家事って、習慣で躾で科学で生き方そのものだと思っているので、愛情だけで一括りにするには無理があるなあと。
と、辛口評価になってしまいましたが、細かい突込みさえしなければ、丁寧に温かい気持ちで暮らしに向き合ってみようと言う気にさせてくれる、新感覚の本かと思います。家事に疲れた方は是非。