【感想・ネタバレ】入門 万葉集のレビュー

あらすじ

私たちがスマホで写真を撮ったりSNSにつぶやいたりするように、古代人は、歌を使って日々の出来事や自分の思いを表現しました。日本最古の歌集の成り立ち、時代の出来事、言葉、人物、場所について、親しみやすい超訳とともに解説します。

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Posted by ブクログ

万葉の人の心も現代人と同じ。
現代に置き換えた解説と、わかりやすい語り口調ですらすら読めた。高校生向けの本だが、「万葉集とは何か」を知りたい大人にもおすすめ。万葉集は決して難しいものではない。

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2021年02月28日

Posted by ブクログ

万葉集のエッセンスを堅苦しくない文体でまとめた本。
薄く広く万葉集を楽しめます。
恋の歌だけではなく、望郷の歌、四季の歌、国自慢の歌。
万葉集は、天皇から名もない身分の人まで多様な歌が寄り集まっています。
たくさんの人々が、些細なことでも和歌に詠み、歌うことがもっと自分の生活に根ざしていたことをより実感的に感じることができました。
これに続く三代歌集の古今和歌集に比べて、歌がストレートに伝わるのが特徴的です。
そして、その美しい独特のリズムは、音としてとても心地よく、言葉の響きだけでお気に入りの和歌が見つかるかもしれません。
令和という元号についても触れられているので、令和の終わりまでが旬の本かな、とも思います。

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2019年10月08日

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