あらすじ
レイチェルと大富豪の夫ジャックの仲は冷えきっていた。度重なる流産を怖れ悲しみ、別の寝室を使うようになって2年。仕事人間のジャックも家の外で過ごす時間が長くなる一方だった。また彼と愛しあえる日はもう、きっとこないんだわ……。そんなある日、かつて夫の会社に勤めていた女性が現れ、自分はジャックの愛人だと豪語しつつ、得意げに言い放った。「彼の子を身ごもったの。早く離婚して、父親になるチャンスをあげて」決然と追い返したものの、レイチェルは激しく動揺した。愛する夫を失わないために、いったいどうすれば……?悩んだ末、2年ぶりの緊張に包まれつつ、寝室で夫の帰りを待った。
■ハーレクイン作家たちが憧れる作家、アン・メイザーによる、一気読み間違いなしの名作をお届けします。二人の間に割って入ろうとする女性の存在が、ヒロインの心に影を落とし……。切ないほどにすれ違ってしまう夫婦の、愛の再生物語をぜひお楽しみください。
*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
3度の流産のあと、ギクシャクしてしまったヒーローとヒロイン夫妻。
その中に割って入ろうとするライバルポジの女性。
あまりにも疲れていたヒーローはその女性と一度だけ食事に行ってしまい、女性の家の前で倒れてしまう。
数カ月後、その女性がヒーローの子を妊娠したと言ってきて…。
ヒロインもヒーローも心身共に疲れていて読んでるこっちも疲れるというか、大丈夫か?大丈夫か??と心配になってしまう作品だった。
ヒロインは言葉通りこの女性に殺されかけるわけだけど、ただこの女性がいなかったら二人の仲はどうなってたのかな?と思い若干キューピッドみを感じなくもない(笑)
でも犯罪は犯罪ですからね。