あらすじ
芸大の映画サークルに所属する二見遭一は、天才とうわさ名高い新入生・最原最早がメガホンを取る自主制作映画に参加する。
だが「それ」は“ただの映画”では、なかった――。
TVアニメ『正解するカド』、『バビロン』、劇場アニメ『HELLO WORLD』で脚本を手掛ける鬼才・野崎まどの作家デビュー作にして、電撃小説大賞にて《メディアワークス文庫賞》を初受賞した伝説の作品が新装版で登場!
貴方の読書体験の、新たな「まど」が開かれる1冊!
アニメ映画『HELLO WORLD』などを手掛けた鬼才のデビュー作!!
主人公の二見遭一は、天才・最原最早にスカウトされて映画製作に巻き込まれる。しかし、最原が作る作品には秘密があって……? 芸術大学を舞台に、青春とミステリを融合させた傑作です。
この作品の特筆すべきところは、メインヒロイン・最原最早の魅力です。謎の新入生・最原最早。手を替え品を替え示される、彼女の異常な"天才性"が物語をより一層面白いものにしてくれています。彼女の作る映画の秘密とは? 目的は? そのすべてが明かされたとき、物語は戦慄のラストを迎えます。
野崎まどワールドに初めて触れる方も、既にほかの作品を読んだことがある方も、ぜひご一読を!
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Posted by ブクログ
その映画を見ただけで、人生を過ごしたのと同じだけの感動を与えればいい
というセリフの通りの内容
すべて最原最早の手のひらの上で転がされた
後半のもしかしてと思い始めてからの展開が想像を超えた
読み返すと序盤から伏線が貼られていたことに気づく
人を殺すというのは殺人だけじゃないという発想はなかった
最原最早が何者なのか、どうして映画で精神に関与できるのかそこは今後わかるのか?それともそこはSF作品だと言う解釈なのか
Posted by ブクログ
この延長線上に「小説」があるんだなと思うと感慨深いです。
癖のあるラノベ特有のボケとツッコミも、先輩たちが不自然に最原と二見をくっつけようとするところも
ちゃんと物語に関係してくるところが上手いと思いました。
Posted by ブクログ
アムリタから2までの6作読んだけどこれが一番おもろい。他も全部おもろいけど特に。
犯人の動機が「愛する男に命をかけて守ってもらいたかった」とか「命をかけて守った女に殺されたと知った時の顔が見たかった」とかなかなかのサイコっぷりでやばい。
そして読み返すとビデオ屋の店長のセリフからあの時点からずっと入れ替えさせられてたのだと気づく。
Posted by ブクログ
一体いつから? 最初から
一風変わった小説を読みたいならこれ!
サクっと読める劇薬
青春映画製作・失恋物語
せっかく二見くんを定本さんにしたのにね
最原さん本人ではなく、才能に惹かれてたんだね......
最後の方は読みたくなさすぎて娼婦風スパゲッティーを食べる億泰みたいな感じになってました
結末を見たくない物語は恐らくこれが初めて
続き?後日談? があるらしいのでそちらも読んでみようかと
Posted by ブクログ
短くて読みやすいけど面白かった。オチは予想してなかったから驚いたけどあのまま平凡に終わってくれても…という気持ちもある。
とりあえずシリーズ?を全部読みたい。
Posted by ブクログ
200ページ弱しかないのにこんなに引き込まれるとは思わなかったです。
人格全て変わっちゃうけどどんな映画なのか
観たい自分がいますw
Posted by ブクログ
知り合いに勧められて
会話の節々にラノベ臭さはあったけど、そこまで強くもなない。
読みやすくてよかった
一文が短いかつ全体のページも少なく、登場人物の掘り下げは薄かったのが少し残念
一方、内容的にペラペラという訳でもないと思う
「それだけで人の一生を左右するような映画は作れるのか」というテーマに対し、最後まで芯が通っていて良かった
オチ的には、そんな映画はないというのが答えなのだろうか?
流石にメガネをかけただけなら本人だと気づくだろというツッコミや、最原さんの動機がよく分からなかった事は置いておいて、sf的な小説として面白かった
最後の方に出てきた、この比喩も好き
「美しい糸を幾重にも重ねて織ったとしたら、それは美しい織物になるでしょう。なら、美しい織物を、その全てを保ったまま糸にして、それを幾重にも重ねて織ったとしたら、どんなに美しい織物になるでしょうね……」
Posted by ブクログ
これほどまでに鬼気迫る才能というのを映像ではなく、文章で表現することができるのかと。興奮してキタァと思ったら、意外とあっさりしたとこで物語が着地するのかと思ってから、もう一回振り回される。これが小説のおもしろさなのかーという感じ。
人の感情までをも司ることのできる映画。そんなものが仮にあるとしたら、私は観たいと思うのだろうか。この作品を観たら、が永遠に続いて観ないような気がする。
Posted by ブクログ
為人の十分な説明がなく、登場人物に深く肩入れ出来ない。最原最早の天才性や、兼森と二見の関係(二見の安否を心配するほどか?)など。
なんだか薄気味悪い読後感
途中までただの大学生活を綴っているだけかなと思っていた。説明が少ないことが最原の怖さを引き立たせているように思う
そんなに心が動く映画は見てみたい!!
様子を聞いた感じ全然面白くなさそう
Posted by ブクログ
何を読んだんだ!?
軽快で読みやすい、笑わせてくるテイストの文章。映画制作を志す大学生たちの話。ライトな青春ストーリーだと思って読み進めたら、終盤のとんでもないどんでん返しに困惑と恐怖。
こんな少ないページ数に張り巡らされていた伏線。
一回じゃ理解できない。再読必至。
Posted by ブクログ
芸大に通う学生たちで自主制作映画を撮る。監督は後輩で天才監督の最原最早。
渡された絵コンテを読み始めた主人公は50時間以上もぶっ続けで絵コンテを読み続けていたことに気付く。神の領域にあるような映画の制作は進んでいき、真実が明らかになっていく。
終盤までは最原の天才ぶりと大学生たちの青春という感じのストーリー展開だったけど、最後で一気に展開と雰囲気が変わっていった。ページ数も少なくて、掛け合いはコミカルで読みやすい。この短い物語の中で読ませる要素が詰め込まれている感じがして、これが野崎まどのデビュー作なのか~と思った。
Posted by ブクログ
まさかこんな展開が待っているとは…!
軽い気持ちで自主映画を見ていたら、知らないうちにダークな世界に囚われてた感じ。この後も最原最早は出てくるの?怖すぎるー!