【感想・ネタバレ】帰りなん、いざのレビュー

あらすじ

自称・翻訳家の稲葉が、2年契約で借りた民家は、美しい山里の奥にあった。東京の地上げ屋の魔手が伸びる中で、村人たちの他所者(よそもの)に対する目は厳しい。謎めく稲葉の存在も、彼らには目ざわりのはずだ。やがて稲葉も巻き込み、奇妙な事件が続発する! 恋と冒険の物語を見事な文体で描き、鮮烈な感動を呼ぶ傑作長編。美しい山里が招く冒険と恋!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

サスペンスなどはあまり好きではないですが、志水氏の作品はサスペンスだけでなく、人間関係がとても興味深く読めます。
この作品でもいわゆるサスペンスの構成だけを見ると どうかなぁ と思うところもあります。
でも、文章の表現がとてもきれいなのでスラスラ読めてしまいます。
作品中でも一組の男女が主人公ですが、二人の心理状態がすごく純粋に表現されています。
最後の1章の7ページが ホッとさせ、特に最後の3行で よかったなぁと思わせます。
他の作品も読みたくなる本でした

0
2011年10月04日

「小説」ランキング