【感想・ネタバレ】きみの存在を意識するのレビュー

あらすじ

中2になり、担任は読書活動に熱心。冊数を班で競うのに、ひすいは本を読むことが難しい。クラスには書字が困難な子もいて──。さまざまな、見えにくい困難を抱える子どもたち。どうしたらいいか、彼らは葛藤し、何かをつかんでいく。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とても良いお話だった。
これまでの時代にもきっとグレーゾーンの人はたくさんいたはずで。そんな人たちがちゃんと声をあげて、生きやすいようにいろんな工夫をこらした世界であってほしい。
メガネとか、左利き用の文房具とか、そんなものと同じくらいに。さまざまな多様性を受け入れて、ただ在るということができるようになると、学校も変わるし、人が変わるし、つまり世の中も変わると思う。
この小説に出てくる先生がとてもリアルだった。
角野先生のような担任にあたってしまったらとてもしんどい。でもきっと実際先生から傷つけられ人生観を築いてしまう子供も多いと思う。友達同士のいざこざなんかより根深いかもしれない。つらい。。。
登場人物それぞれキャラクターがしっかりしている。同じ作者から生まれているのに共通している部分もあまりない。すごいと思った。
個人的には、賀川小晴ちゃんの気持ちがとてもよくわかった。幼なじみ(親友とはちょっと違う)のために毎晩ビデオチャットするところとか。
そのぶん、お母さんがぶっ飛んでいてびっくりした。
修羅場のシーン、兄は爆笑していた。の一文だけだけど、これまでの兄の人生を思って悲しくなった。どうか、小晴ちゃんが変わることによって、兄にも救いがありますように。。。
生徒同士のつながりもさることながら、圧倒的に出番は少ないはずの先生同士のヒエラルキーまでもきちんと見えてくるのがすごい。
石崎家のその後がとても気になる。
女子三人や、たくまもとてもかっこいいので、もっとみんなの続き知りたい。続編があればいいな。
ありりんの本、他にも読んでみようと思う。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子どもが中学生になったらいいかな。いろいろな発達障害の子たちの連作短編集。小説という形だから伝わるものもあるかと。特にオチも何もなく、ちょっと文章表現に物足りないところもあるけど、著者の方の実体験があるためか、静かに胸を打つ感じ。

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2024年05月29日

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