【感想・ネタバレ】図解即戦力 ISO 9001の規格と審査がこれ1冊でしっかりわかる教科書のレビュー

あらすじ

国際標準化機構(ISO)による品質マネジメントシステムについての国際規格「ISO 9001:2015」を、基本から解説する書籍です。ISO認証の取得を目指している組織の担当者、すでにシステム運用中の企業で関連部門に配属された新人など、品質マネジメントシステムについて初めて学ぶ人が、規格の目的や取得する意義、ISO 9001で要求されている事項や重要用語について身に付けられるよう、図を多く使ってわかりやすく解説しています。

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Posted by ブクログ

今まで仕事でISO9001を意識させられる事が何度もあったけど、その根拠となる規格その物を理解してなかった。いきなり規格そのものを見ると混乱するので、このような本で広く浅く理解してから規格を見ようと考えて読書。

読み終えた今は読んで良かったし、実際の業務や書式例が豊富で読みやすかった。これからISO9001の導入、維持、改善に関わる人向け。

またこの前にドラッカーのマネジメントを読むと関連がよく分かり、ISO9001で規定されている目的が良く分かると思う。

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2022年09月25日

Posted by ブクログ

仕事で使うので、いつもデスクの横に置き、迷った時に読んで理解を深めるのに助かってます。
ISO9001の規格だけ読んでもイメージつかない部分を補完できます。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

仕事で必要なので読む

外部環境の変化、リスクなどを踏まえて目標を設定してPDCAを回し、そのプロセスを強化していくことで顧客満足度の高いサービスを実現するという基本理念を理解。そして、それをどう実現プロセスが確かにできているかの証明がISOの認証であることも理解。

本書を読んで全体像がインプットされたので、仕事で使う内部監査チェックシートの各項目の意味や要点が分かった。経理管理系は、力量を上げるというPDCAのDの支援を強化することが、新たなサービス(業績改善系の企画など)を生むことに繋がり顧客満足度が高まると感じた。また、成果物の正しさを保証するためには経理システムのマスターを常に正しい状態にする仕組みも作らなければならないと感じた。

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2025年02月15日

Posted by ブクログ

 ISO9001の規格や認証を受けるための審査、運用についての一連の流れが解説されており、品質マネジメントシステムを理解するのに役立った。類似の書籍と比較してもわかりやすくまとめられている印象を持った。

1. ISO9001とは
・ISO:国際標準化機構。日本は日本産業標準審議会(JISCが加入)
・ISOマネジメントシステム規格:トップマネジメントが方針や目標を明確にし、それを実現するためにPDCAサイクルのしくみの構築と継続的な運用・改善が求められる
・マネジメントシステム規格(MSS):ISO9001(品質)、ISO14001(環境)、ISO/IEC27001(情報セキュリティ)など
・MSS共通テキストと呼ばれる上位の共通基本構造を採用して改訂(ISO9001:2015)
・品質:本来備わっている特性の集まりが要求事項を満たす程度
・品質マネジメント:顧客によって異なる品質を求められる製品やサービスを提供するために、方針や目標を設定し、その目標を達成するために活動すること
・達成すべき意図した結果:顧客の要求事項と適用される法令・規制要求事項を満たす製品やサービスを提供し(品質保証)、その結果として顧客満足を向上すること
・品質マネジメントの基本:①顧客重視、②リーダーシップ、③人々の積極的参加、④プロセスアプローチ、⑤改善、⑥客観的事実に基づく意思決定、⑦関係性管理
2. ISO認証制度と認証の受け方
3. ISO9001規格の重要用語解説
4. 組織の状況
5. リーダーシップ
6. 計画
7. 支援
8. 運用
9. パフォーマンス評価
10. 改善

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2024年09月02日

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