あらすじ
2017年春、4人きょうだいの末っ子の長女も東大理IIIに合格、自身の子どもを全員東大理IIIに合格させた「豪腕ママ」。「靴下をはかせて起こす」「子ども部屋はなし」など、その斬新かつ大胆な子育て・教育論で、テレビ番組や講演の依頼が殺到、今年の春からは浜学園のアドバイザーに就任しました。
著作は多数ありますが、本書は現在講演会でいちばん質問が集中し、かつ、まだ書かれていない、「乳幼児期からの子育て論」を中心にまとめています。
佐藤ママの子育て論は具体的、論理的、詳細なノウハウがあるので男性、父親にもとても有用です。そしてその真髄は実は「究極の合理主義」と「悩まないこと」「前向きさ」「明るさ」にあります。これは、ゴールが「東大合格」でなくてもとても重要で、誰にでも盗める知恵なのです。世の多くの女性が子育てで直面する「悩み」「迷い」。それらを佐藤亮子流ノウハウで一刀両断します。本書は妊娠幼児期の子育てに疲れ、悩む母親たちにも役に立ち、「子どものためになりつつ実はラクになる」方法が満載です。
第1章 「ゆるくて楽しい育児」の心構え
第2章 周りに振り回されず、ちゃんとラクをする
第3章 愛情が伝わるコミュニケーション
第4章 一生モノのプレゼントになる生活習慣
第5章 子どものためになる幼児教育、習いごと
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Posted by ブクログ
さくっと、読みやすい文章でした。
シンプルだけど一貫性があって、真似したくなることがたくさん。
家事については、私は真逆の考えだったけど、後から身につける力として捉えるというのは、なるほどと納得。
▷意識していきたいこと、共感したこと
歯、箸、鉛筆は早いうちに悪い癖をつけない。
・・・歯は小さい頃からしっかり習慣づけてもらったけど、箸と鉛筆は小学5年の担任からのスパルタで矯正して、感謝してる。ただ、直すのは大変だった…。意欲は削ぎたくないけど、悪い癖による弊害と、直す苦労を考えると、しっかり身に付けさせたいところ。
ハレとケを大切に。めりはりをつける。
・・・ケーキは誕生に手作りって素敵。たまの夜更かしやテレビ、ファーストフード。積極的に取り入れたくないものをたまの楽しみにするアイディアは真似したい。
個性に合わせて習い事をするのではなく、習い事を通して個性を見つける。
・・・ついこの子は何が向いているのだろうと能力や才能を底上げする前提で考えちゃうけど、選択肢や可能性を広げるっていう考えで望みたい。
兄弟は対等に。
・・・私自身は親からお姉ちゃんって呼ばれたことも我慢した経験も一切なくて、もし第二子が産まれたら、自分の子どもにもそういう風にかかわりたいと思う。
よその家の子に言えないことは言わない、子どもに気を遣う
・・・子どもだけじゃなくて、ついついきつく言っちゃう夫に対しても意識したい。
スマホの使い方は、本当に改めたいと痛感。
カメラやYouTubeのベビマ以外はしっかりきっちり、まずは自分が上手にタブレット端末と付き合っていきたい。