あらすじ
哲学の祖・ソクラテスが、いのちを賭けて問うたこと。それは、どうすれば本当の価値を知ることができ、自分の心をよくしていけるのか──。世界で最も著名な哲学書から、自分なりの答えの出し方を学ぶ。哲学を身近に感じ、「考える楽しさ」に気づく白熱講義。
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Posted by ブクログ
「不知の自覚」ができた。
対話は、1.実例を出す
2.意味を確かめ、共通する要素を考える
3.価値があるとされる理由を考えること
であり、簡単に実践できることであると思った。
この共通する要素ということが重要であり、相手と共通理解を図っていくことが大事。
自分の常識と相手の常識を戦わせるのではなく、各々の体験を見つめ直すことで共通点や違いを見つめることができるようになる。
対話を行うことで、
1.自分の体験世界を見つめ直すことが出来る。
なぜ自分はそう思ってるのかを深く自覚できる。
2.他者の言葉から、他者の体験世界を感じ取る。
自分ではわからないことも理解することができるかもしれない。驚きがある。
3.他者の言葉によって、自分の体験世界を見つめ直せる。
自分の中にない言葉で、自分の体験を言語化されると、その深さや違いにより気づける。
4.互いの感じ方の違いと共通するものがみえてくる
自分はこうなんだよね。
私はわからないな。それってどういうこと?
と違いを認め、それを深掘りしていく。
『他者理解』と『自己理解』
対話ができる空間
•安心感
•相手に敬意を持つ→相手を理解しようとする
•伝えようとすることで言葉も洗練される