あらすじ
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子どもが「お片付けをしない」「夜なかなか寝つかない」「身支度が遅い」「せっかく作った食事を食べない」。育児をしているとよく出くわす場面です。コラッ!! と感情的にならずに、子どもにどう気持ちを伝えるか? つい親が怒ってしまう48の場面を取り上げ、声かけ例や気持ちの持ち方に関するアドバイスをわかりやすく載せています。インスタでフォロワー15万人超の人気イラストレーター モチコさんのイラストがとにかくキュートで、「怒り」というテーマについても、楽しく読めるから不思議です。かわいい子どもに「いつも怒らないで」と言われる前に、ぜひ本書を開いてみてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
育児してると、自分でも驚くような怒り方をしてしまうことがある、、、
実践はなかなか難しいとしても、「怒りをコントロールする方法」を知識として持っているか、いないかでは大きな違いがあるはず。
具体的で読みやすい所が良かったです。
Posted by ブクログ
具体的で分かり易い。
対処方法は定番のものに感じるが、そういった対処が広く用いられて効果的だなのだと思う。
このくらい簡潔でイラスト付きで分かりやすい方が、日常生活にも気軽に取り入れやすいと思う。
Posted by ブクログ
イラストが多く、各ページも簡潔にまとめられていてサクサク読めた。
怒りが出やすいパターン例も豊富で、怒りへの対応方法もちゃんと書いてあってわかりやすい。
Posted by ブクログ
子供にどうしても起こりすぎてしまう…
という方におすすめです。
✔︎怒りとうまく付き合うためのステップ
✔︎怒りをうまくコントロールする多数の方法
✔︎具体的な場面分けの怒らない方法(NGとOKの言い方の事例あり)
がイラスト付きに簡単にわかりやすく書かれています。
頭が働いてない時もさっと読めるし
読みたいところだけ眺めてるだけでもいい
この本は一度読むとかだとあまり頭に残らないので、買っておいてたまに引っ張り出して読むのがおすすめ。
Posted by ブクログ
なかなか難しいですが、分かりやすくていいですね。子育てだけでなく様々な場面で使えるようです。
普段心がけていますが、実践になると達成感や効果のほどがよくわからないためついカーッととなりやすくて。
せめて1日怒らない日を作りたいです。
Posted by ブクログ
著者はアンガーマネジメント教会1期生の方で、子育て世代向けにアンガーマネジメント講演を多数登壇されている方。
その著者が、「目先の事に捉われて、怒ってやめさせる(やらせる)のでは無く、子どもが自ら考えてやめる(やめさせる)ことを選択する」ことを本書で提案しています。
このために、次の2つの事が書かれている。
①「自分のイライラにのまれない感情をコントロールする術を身につけること」
→怒りはコントロールできるという前提に立つ。
②「子どもの成長を考えたうえでどういった言葉がけが効果的なのかを考えること」
→ケーススタディによる叱り方の提案。
内容で良いと思ったことは下記の通り。
◼️怒りそのものは悪では無い。ごくあたり前の感情。良い悪いがあるとすれば、怒りを上手に表現できたかどうか。
要は、イライラする自分に罪悪感を感じる必要は無いんですよね。むしろイライラをコントロールできてる!って自分を褒めていいくらい。
◼️どうして怒りが生まれるのか?
「親の〜すべきという価値観」を
「まぁいいか」に変えられるかが1つのポイント。
これって、「まぁいいか。死ぬわけじゃ無いし」まで、広げられると最強だと思う。
◼️怒りをコントロールするメソッド抜粋
◎タイムアウト
怒りの温度が高いときにその場を一度離れる。その際、子どもに対して、パニックを起こさせないフォローをしてから離れること。
◎アンガーログ(怒りを書き出す)
怒った出来事をかきだす。
いつ、どこで、どんなことがあったか、その時に思ったこと。出来る限りすぐに書くようにする。「ゼロ秒思考」に通じるところあり。
◎身体リラクゼーション(体を動かす)
体を動かすことはストレスも緩和してくれる。これって、瞑想と同じ。体の呼吸に集中することで、体に意識することでストレスを緩和させる。
◎マインドフルネス瞑想(今ここに集中する)
今この瞬間に意識を集中させて現実をあるがままに受け入れる。幸福感を高めることができる。過去に気持ちが行きがちなのも防ぐことができる。
◎24時間アクトタイム
今日1日怒らないと決める。忙しい日にやると効果的。
◼️ケース毎の叱り方
ケース毎による叱り方が多数載っているので、まだ乳児の親にとっては、将来的に怒りがちな場面がたくさん出てくるので、参考になる。
その中で1つ気になったのが次の言葉。
◎決めつけないこと
「また同じことして!」とか、「なんでいつもやらないの!?」とか決めつけない!
もしかしたら、子どもは今回はめちゃくちゃ気をつけた結果、それでも失敗しただけかもしれない。子どもに別の気掛かりがあって、失敗しただけかもしれない。親が怒りたい行動を子どもが繰り返してしまった時こそ、子どもに寄り添りたいですね。