あらすじ
海辺の田舎町で高校生が織りなす、あかんたれで愛しい日常。青春群像コメディ!!
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Posted by ブクログ
基本は妙に理屈っぽくてぶっ飛んだ会話劇なのだが、すとんと沁みる瞬間があって、そのときの間がすこし寂しかったり愛おしかったりする。
マンガなのに、詩を読んでいるみたいなっていうか。
バーグマンも女の子なんだねえ。
Posted by ブクログ
阿部共実なので未だにどこかしら身構えて読んでしまうのだけど、にこにこできます。ほのぼのです。にこにこ!
読めば読むほど柿境さん好きだなーと思うし右佐おまえなんなんだ萌えキャラなのかなんなんだおまえと思う。
Posted by ブクログ
空に雲が張って 町が青く 染まっている
大気で山がかすみ 遠くから 船の汽笛が 反響している
汽笛が止み 静かになった この世界には もう誰もいなく なったかのように
ふたりの歩みを 進める 足音だけが響く
草と木と土 それに
雨に濡れた コンクリートの におい
少し寒い
何も話す話題が 思いつかない
かわりに 妙に五感が 冴えてしまう
こんなこと 話して どうなるんだ
俺と同じ年頃の男子は 普通こういう時 上手に話を盛り上げ られるんだろうな
おそらく作者にとってはお茶の子さいさいな一節なんだろうけれど、異様に共振してしまう……そのリリシズムに乗せられて、心地よく。