あらすじ
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「社会心理学」は、心理学の中でも重要かつ人気のジャンル。
個人同士の協力、競争、攻撃、援助など「他者との関係」、
そして集団・組織など個人を取り巻く「社会との関係」をテーマとする「社会心理学」をわかりやすく、かつ堅苦しくならないように図解・イラストを用いて紹介します。「社会現象と心理学」、
「職場における心理学」「社会のあり方と心理学」など、現代日本において興味深く読める身近なテーマを立てて、さらにこれまで行われた心理実験と結果など、「心理学」全般の内容を誌面に取り入れて解説します。
集団や社会の中の個、対人関係を「心理学」から読み解く1冊です!
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
自分のような心理学触れたての人には読みやすく丁度いいレベルの本だった。
この中で自分が気になった箇所をまとめておく。
・オペラント条件づけ
自分の意見に対して肯定/否定されることで
自信を持つ、考えを持ち続ける/自信を失う、考えを改める 傾向が強い
・ホーソン実験
生産性は作業環境や労働条件も大事だが、それよりも人間関係のほうが重要であるということ
・アンダーマイニング現象
動機付けには内発的動機づけと外発的動機づけがある。
前者は物事に興味を持って行動するため長続きしやすい。
テストで報酬を与える事で行動する後者は、一時的にはメリットだが、内発的動機づけを失うという場合もあるため注意。
・フォールズコンセンサス効果
自分の意見や考え方は一般的であると考えるような心理のこと
Posted by ブクログ
沢山の集団心理を知ることが出来た。特に少数派が多数派の考えをかえる方法の部分に説得させられた。
『多数派との共通点が多いことを挙げる。そうすると多数派は少数派と仲間と認識しその上で意見を取り入れる』ということだ。また『発言に一貫性をもつこと』
が大事で、少数派でも同じことを何回も発言することで、多数派もその意見に賛同する時もあるという実際の実験データもあり説得力があった。
過去に上の立場になることがあったが意見の食い違いで悩んだこともあった。このことを頭の片隅に入れておくだけで、少しは楽になると思った。