あらすじ
異世界に飛ばされ、美貌の国王アルフレドの唯一の妃でありながら、寵愛されている自覚まるでナシのナファ。その自由奔放ぶりに陛下の思いは募る一方で……「勝手に出歩くでない!」「ごめんなさいってば」「そなたは、余のそばにおればよいのだ」執着は高まるばかり。そんなある時、ナファは自分がこの世界に現れた場所を探す旅に出る。アルフレドは密かに彼女の動向を見守るが、隣国王女にまつわる謎を追ううちナファの身に危険が迫って!?
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感情タグBEST3
ついにヒロイン、この世界で生きて行く覚悟を決めましたね。
主人公2人のそれぞれの気持ちを思うと、思わずうるっときました。
陛下、よかったね!
そして相変わらず、ヒロインに振り回される陛下に、クスっとなります。
笑いと切なさと、バランスがいいですね、オススメです。
余談ですが、ヒロインの名前と見た目のせいか、何故かクレオパトラ的なイメージが付き纏ってしまって。
すると、街の様子や騎士も、何故か古代エジプトっぽく脳内変換されてしまい、挿絵が出てくる度に違和感を感じてしまう自分がいます、やれやれ。
王様の苦労が偲ばれて
黒の姫の無欲なマイペースと、必死に守ろうと苦労しまくりの王様。
ヒロインより王様の苦労が偲ばれつつ、クスクス笑いながら読み返してしまいます。
前作よりも溺愛っぷりが深くて良かったです。