あらすじ
あらゆる願いを叶えてくれる神・一言主(ひとことぬし)。
彼女に再びまみえんと、葛城山を目指していた役小角(えんの・おづの)と善(ぜん)、妙(みよ)の三人。
道中で小角は、かつて山頂の社で起きた悲劇を語る。
美しく、慈愛に満ちた一言主は、何故隠遁に至ったのか?
多くの嘆願者で賑わい、栄華を極めたかつての葛城山を、
失楽へと至らしめた原因とは――?
小角たちの旅の始まりが、いよいよ明かされる!
超解釈古代倭国神話、愛執極まる第4巻!
おなじみ描きおろし「神器録」を含む、読み応えたっぷり224ページでお届けです。