あらすじ
「いつかは死ぬ」じゃなくて「いつでも死ぬ」がいいわね──女優・樹木希林はなぜあれほど平気で旅立ったのか。生老病死すべてをいかにおもしろがるか。ここでしか語られない言葉に満ちたラスト・ロングインタビュー。最期を看取った娘・也哉子さんの談話も収録。
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Posted by ブクログ
小学六年生の水泳大会の時に人との比較じゃないんだと気づき、人を観察し、それが芝居に生き、監督にも意見し、それが良い作品につながっていく。樹木希林さんの芝居の魅力の秘密が窺える。
時間ですよの再放送はうっすら記憶があるけれど、ムー一族や寺内貫太郎一家は観たことがないので、70〜80年代のドラマを観てきた方はもっと面白く読めると思った。
家族に死んでいく姿を見せたいと言っていた樹木希林さん。後半の内田也哉子さんのインタビューでその時の様子が描かれている。娘から見た樹木希林の生き方、考え方も面白かった。
何が起きても、あぁさいですか、と言って面白がる、その姿勢を私も身につけたいと思った。