【感想・ネタバレ】ワールドヒーローズ(1)のレビュー

あらすじ

「史上最強の英雄は誰だ──!?」
忍者・格闘家・聖剣士・魔法使い……。古今東西あらゆる時代の英雄が現代に集結し、ナンバーワンを決める闘いの幕が上がる──!!

1992年。格ゲームブームの真っ只中に登場し、カルト的な人気を得た伝説のゲームが、令和の時代にまさかのコミカライズ。作者の横尾公敏(『ロボット残党兵』『仏像パンク』)は、当時アルファ電子(ADK)にてワーヒーの企画・開発を担当していた中の人。
オリジンかつ新生な『ワールドヒーローズ』、いよいよ見参!

スペシャル企画として、押切蓮介応援イラスト&横尾公敏による「ワーヒー」開発秘話も収録!

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Posted by ブクログ

 なぜ今「ワールドヒーローズ」!?
 しかも原作枠が別の会社だし、どうせひどい内容だろうから、その酷さを笑ってやろう・・・と、購入。

 ・・・が。
 著者が、ADKでもともとワーヒーを企画から作っていた当人ということで、しっかりした内容で、嬉しい誤算。
 まぁ対戦格闘ゲームをコミカライズすると、どうしても物語的に無理が生じる部分はあるわけで。
 そのあたりも飽きさせない工夫も凝らされていて良さげ。

 ハンゾウを主人公に、世界中の英雄が戦う死闘を配信して利益を得る流れ。
 ちゃんと、ブラウン・シュガー博士も登場する。
 
 個々の戦いも、技と技のぶつかり合いを、ゲーム的かつ漫画的に表現していて面白い。
 あの技の正体は、こういう意味だったのか!という種明かしも嬉しかった。
 
 取り敢えず、デスマッチのギミックはまだ登場していない。
 次巻から「2」を意識した流れになるようだ。
 あと、あのハンゾウ伝説の技の真相がいつ明かされるのかが期待。

 おまけ漫画に開発秘話漫画があり、ファンに嬉しい仕様。

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2019年08月14日

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