【感想・ネタバレ】先をゆくもの達のレビュー

あらすじ

火星の古いコロニー、ラムスタービル。地球人が残した〈全地球情報機械〉を探索することが生き甲斐のナミブ・コマチは、火星人の寿命90歳を拒否する祖母に共感している自分に戸惑いつつ、子孫を残すこと=自らの性欲を自覚し、火星で初めての男児を産み落とす。「狐と踊れ」の鮮烈作家デビューから40年、神林SF、火星への帰還

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ジェンダーSF?と思ったりもしたけど、いつもの神林であり、タイトル通りその先にいく意気込みを感じました。

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2020年01月05日

Posted by ブクログ

先を行って『言壺』とかとかで感じた純文な香りが高まっちゃったなぁ

ただただ楽しめる『敵は海賊』路線にも戻ってきて欲しい…

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2019年09月09日

Posted by ブクログ

最初はシンギュラリティ後のディストピアを描く作品かと思ったが、そんな浅い作品ではなかった。人工知能「トーチ」が支配する世界もあるが、ジェンダーの問題や火星移住、人間と機械の意識の問題、未来の記憶、などSFガジェット満載の作品だった。まさに先をゆくもの達の物語だった。時系列が前後することもあり、そのあたりは混乱することもあるが、まあ気をつけて読めば大丈夫。

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2025年06月07日

Posted by ブクログ

神林長平は書く小説は、発想にただただ驚かされる。デビュー40周年にして、これからの小説にも期待が高まる。頭をフル回転して読まないといけないんだけど、もっと読みたいと思わせるところがすごい。

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2021年05月09日

Posted by ブクログ

自分にとっての神林長平は、雪風や海賊ではなく、「七胴落とし」と「あな魂」の作者なので、今回の「回帰」は好ましいもの、のはずなのだけど…
やっぱ粗忽長屋になっちゃうんだな、これが。

まぁ、「膚の下」で終わった人だと思えば、あとは生きているだけで芸のうち、なんですかね。
ならば、今日泊さんより長生きしてもらわないといけませんな。

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2019年09月15日

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