あらすじ
何度だって、飛んで行くよ。笑わないで聞いて欲しい。これは、“絶対に約束を破れない”体質になった男の、一生に一度の恋の話だ。全てを賭けて臨んだオーディションに落ち、女優になる夢を諦めようとする国木アオ。自室で失意に暮れる中、突如地震が発生、目の前に一人の男――幼馴染の森久太郎が現れた。聞けば久太郎は、約束を果たす時が来ると、その場に瞬間移動する体質になってしまったと言う! 極上の感動を約束する傑作恋愛小説。
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Posted by ブクログ
夏に読むのにぴったりの恋愛小説。
杏子サイダーって、本当にあるのかな? と思って調べてみたら、実際にあるみたい! どんな味なのか気になる。
読み進めていくと、嫌でも約束について考えさせられる。
これまでに私は、いくつの約束を交わしてきたのだろう。
守れた約束もあれば、破ってしまった約束も、叶わなかった約束もある。
そして、今も信じている約束がある。
守れないのならば、約束なんてしない方が良かったのか。そう後悔したこともある。けれど、そうではないのだ。たとえ叶わなかったとしても、約束したことに意味はある。
だって、約束は生きていく上での希望であり、救いであり、支えにもなるのだから。
現実にはなかなか(というか、ほとんど?)いないけれど、久太郎みたいな一途な人が好きだ。遊び人のチャラ男なんかよりよっぽどいい。
もう、心に刺さる文章がたくさんありすぎて。溢れてくる涙を止められなくて、何度読むのを中断したことか。
どうかふたりの幸せが、末永く続きますように。
いつか、映画化してほしい! アニメもいいけれど、できれば実写の方がいいなぁ。
そして、もっともっとたくさんの人にこの小説を読んでほしい!
瀬那和章さん、素敵な作家さんだなぁ。
いったい、どんな恋愛をしたら、こんな素敵な小説が書けるのだろう。
瀬那さんの他の小説も読んでみたい。
Posted by ブクログ
北川恵海のヒーローズ4作品を読み終えたばかりでこの作品に出会い驚かされた。
この作品にも、何と「ヒーロー」と「修司」が登場した。
主人公アオのヒーローは久太郎だが、修司とヒーロー偶然なのかどちらかの作家が影響されたのか
この作品については約束については考えさせられた。
今まで自分はどのような約束をし、守ってきたのだろうかと。
自分に対する約束は反故にしていることが多々あると言うのが正直なとこころだ。
自分以外に対してはどうだろう。
瀬那作品初めて読んだが、別な作品も読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
ライトSFという感じ?途中から思いもよらない展開になって、こよりを作るようにいろんなエピソードがまとまっていく快感もあって、読後感もよい。思わぬ拾い物をした、って感じだった。
Posted by ブクログ
「約束を果たしにきた」
そう言って、他人との約束を守り続ける男“久太郎“と初恋の相手である女優を目指す“アオ“との恋物語。
離れ、近づき、また離れた二人。
SF要素も含まれていたが、純粋にいいとてもお話。
約束を果たすために生きてきた男が、物語終盤でやっと気付いた大切なこと。
読後、「約束のない人生なんて寂しいだろう?」この言葉が重く響く。
Posted by ブクログ
アニメ映画にできそう(褒めてる)。監督はベタだけど新海さんかなー。王道な展開でわかってもウルウル。とりあえず、約束は守って欲しいし、守れない約束はしないで欲しい。切に思う。