【感想・ネタバレ】菓子祭・夢の車輪のレビュー

あらすじ

単行本『赤い歳月』から2篇、『菓子祭』から13篇、さらに、文庫初収録の名篇『夢の車輪』から全12篇、計27篇の秀作集。現実と夢の壁を、あたかもなきがごとく自在に行きかい、男と女との「関係」などを、鋭く透写する硬質な作家の「眼」が、内から硬質の光を鋭く放つ! 『砂の上の植物群』、『暗室』、『鞄の中身』の達成の上に立つ、短篇の名手・吉行淳之介の、冴えわたる短篇群の「かがやき」。

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Posted by ブクログ

中学校の国語教師が、吉行淳之介は文章の上手い作家だと言っていたのを今でもよく覚えています。
シンプルで無駄のない美しさのあるこの作家の文体で、文章を味わうということをはじめて知ったものです。

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2009年10月04日

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