あらすじ
ゆうこりん推薦!!
この本を読み親子の関係について改めて考えました。
受験、子育てに迷ったときに、ママが笑顔になれる
お守りとしておススメです。―――小倉優子
【小学校受験を通して人間力を培う方法】
「お受験は共働き家庭には不利」という時代は終わりました。
昔は、働くママは学校行事を手伝いにくいため、
あまり進んで入学を受け入れていない学校もありました。
しかし昨今の少子化や共働き家庭の増加により、
このままでは入学希望者が減ってしまうため、
学校側も、共働きの家庭を受け入れるようになってきたのです。
また、共働きが増えたことにより世帯年収が増え、
子どもに掛ける投資額も増え、小学校受験をする家庭が増えました。
しかしそうは言っても、育児・仕事・家事など、
日々の生活に追われているママの小学校受験は、簡単ではありません。
本書では、
「働くママの、小学校受験に生かせる子どもとの日常生活の関わり方」を主軸とし、
結果として小学校受験をする、しないに関わらず、ママとの日常生活のなかで、
有名小学校に合格するくらいの人間力が培われる子育てのノウハウが書いてあります。
働くママが笑顔でいられるように、無理なく楽しんで育児をしながら小学校受験にも挑めるような方法を、
幼児教育に50年携わる宮田紀子先生の教えをもとに伝授します!
■目次
第1章 小学校受験とは
第2章 小学校受験に勝つ子を育てる15か条―働きながらでも、家庭にいながらでもできる
第3章 夏を制する者は受験を制す!
第4章 願書はラブレター、面接対策は就職活動
第5章 さあ、試験本番へ!
おまけ 先輩ママに聞く一問一答
■著者二宮未央
幼児期をニューヨークで過ごし、帰国後に小学校受験を経て私立聖心女子学院初等科へ入学。
私立聖心女子専門学校保育科を卒業。 幼稚園教諭を経て、2007年に結婚。出産・育児に入る。
主婦として家事全般や2人(長男、長女)の子育てにいそしみつつ、保育士としても活動。
保育園新規開園の立ち上げも経験する。
2016年から㈱エアー・シンフォニーに所属。
2017年、「宣伝会議」の編集・ライターコースの卒業制作で最優秀作品賞を受賞。
■監修宮田紀子
東京都の住宅街で昭和43年から現在に至るまで50年余指導を続け、卒業生は1000人に上る。
小学校受験最難関といえる慶應義塾幼稚舎、慶應義塾横浜初等部などを筆頭に
有名私立・国立小学校に毎年何名もの合格者を輩出している。
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Posted by ブクログ
小学校受験をするしないに関わらず
就学前の子どもの育て方の指針と、覚悟がそこにあると思いました。
何しろお金がかかるので誰でも選択できることではないのが残念。
小学校6年間という決して短くなはない時間を娘のために意味のあるものにしたいと心から願いそのためにできることは何かずっと考えています。
Posted by ブクログ
育児のどこでつまずいているのか、はっきりと分かった。それは、遠くから、自分でやりなさい、ゴミを捨てなさい、○○をやってはいけません、と指示・命令することでしつけをしようとしていたこと。もっと言うと、本人の思考・感情・行動に寄り添わず、上から、あるいは少し離れたところから、親として指導をしようとしていたこと。もっとそばに行って手取り足取り教えて一緒にやっていけばうまくいくのではないか、ということ。本人もママにもっと寄り添ってもらいたい。一緒にいろいろやってもらいたい、一人でやるのはまだ抵抗がある、ということ。心理的にも物理的にも「ママと一緒」という状態を望んでいる、ということ。
これまでの自分の人生がわが道を行く、他人に迷惑さえかけなければ何やってもいい、自分で決めて、自分で行動する、誰にも寄りかからず、誰にも干渉されず、精神的にも経済的にも物理的にも自立している自分が好き、その状態で高齢出産するまで生きてきた。だから誰かに寄り添い、誰かを支える、ということに慣れていなかった。子育てでは、その傾向を変える必要がある。もちろん、入り込みすぎて過干渉や過剰期待になるのはNGでありバランスは大事だが、私の場合はもっと寄り添う必要があると気づいた。