【感想・ネタバレ】国を思うて何が悪い~一自由主義者の憤慨録 新装版~のレビュー

あらすじ

「大新聞の正義面」「作られた世論に乗せられる人」「陸軍式の独善的思考」「国の権威をドブに捨てる政治家」そして「卑下と自虐の果ての反動」――。左がかりも、右寄りも、それが極端に走れば、きっと大きな揺り返しが来る。透徹した「自由主義者」の視点から、日本の「未来」を見通した、いまこそ新しい名著、復刊! 日本人よ、「見識」を持て!

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Posted by ブクログ

素晴らしい本です!!慧眼鋭い!!
この本を20年以上前に書いたというんだから、見識の高さが窺えますね!!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

流石 自由主義者だけのことはある
礼儀もへったくれもない、思いつくまま言いたい放題だ。
もっとも読者にとっては痛快である。親父の憤慨短編随筆
異論のある輩が、酒を飲みながら読む本ではない。
喧嘩を売っているのである。
「黙れこの野郎!、屁理屈言うな!」となって暴れそうだ。
しかし、僕は面白いと思って読んだ。
もっともな言いたい放題だからだ。
東京帝大卒、海軍出身、昔気質の頑固親父だけれど、涙もろく感激屋、憎めない。2015年8月3日(満94歳没)
老いぼれ爺だけれど、もう少し生きていて欲しかった。

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2015年08月13日

Posted by ブクログ

ひと月前に「阿川弘之」の訃報を知り、追悼を兼ねて「阿川弘之」作品を選択、、、

書棚に飾ったまま未読だったエッセイ『国を思うて何が悪い ~一自由主義者の憤慨録~』を読みました。

「阿川弘之」作品は、昨年2月にに読んだ『春の城』以来ですね。

-----story-------------
「大新聞の正義面」「作られた世論に乗せられる人」「陸軍式の独善的思考」「国の権威をドブに捨てる政治家」そして「卑下と自虐の果ての反動」―。
左がかりも、右寄りも、それが極端に走れば、きっと大きな揺り返しが来る。
透徹した「自由主義者」の視点から、日本の「未来」を見通した、いまこそ新しい名著、復刊!
日本人よ、「見識」を持て。
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「阿川弘之」が言論界の偏重した風潮に対する憤懣を≪一自由主義者の憤慨録≫としてエッセイ風に綴った作品です。

 ■戦時下のリベラリスト
 ■文化人は自由主義がお嫌い?
 ■国旗に対する国際儀礼
 ■文化大革命を讃美した人たち
 ■文士に多い安普請
 ■礼儀知らずの新聞記者ども
 ■天皇制の論じ方
 ■植民地経営に見る陸海軍かたぎ
 ■日の丸の由来
 ■君が代の由来 他

自分の信念に基づいて、天皇陛下のことや国家、国旗のこと、そしてアメリカ、ソ連、中国のこと等が、忌憚なくズバズバと語られている痛快なエッセイ、、、

槍玉にあげられた当事者は複雑でしょうが… 「阿川弘之」らしいエッセイでしたね。

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2022年08月27日

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