あらすじ
キュート可愛い!ぽんこつメイドロボ登場!
ちょっぴり未来、さびれた海辺の町で繰り広げられる
どたばたスローライフコメディー。
妻を亡くし、静かに余生を送りたいと考える頑固ジジイ、
吉岡の元にメイドロボットが突然現れて…
その人生が大きく変わっていく!?
こんなロボがそばにいたら、
あなたの暮らしも断然、楽しくなる!
『おにでか!』著者・矢寺圭太の新境地。
読めば、マイナスイオン出てきます!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ちょっと疲れていた時に読み、元気が出ました。
ポン子の相手を思う行動は、自身の生活を振り返り、身につまされる部分があります。
ちょっとだけ優しくなりたいときに、ぜひ読んでほしいです。おすすめです。
Posted by ブクログ
ポン子ちゃんかわいいぞ!
メイド×ロリ×おっちょこちょい×ロボ×マイナスイオン×台風×顔の皮。そしておじいさんとの日常。
なんというか漫画としてすごく完成している感じ。
絵でしっかり物語を観せてくれます。
吉岡の家の中の様子をあえて引きの画で描く事で、しんと静まり返った孤独な感じを醸したり、台風の中を原付で爆走する話も雨粒の衝撃や危機感がバッチリ伝わってきます。
書き込まれ過ぎない余白も好き。線も好き。
茜ちゃんのリアクション芸も見守っていきたい。
カバーそで裏の500円玉の絵が哀しい…
1刷
2021.4.28
面白いです!
カワイイ!
それで面白い。
孫のようだけど、ベテランのはず。
人間みたいだけど、「道具」の1つ?
人間って、人生って何なんだろう、
とも思わせられる。
表情、生き甲斐、気持ちの通じ合い、
感傷…
昔一緒に暮らした家族を思い出させる
孫のようで、同時に老兵として同士でもある。
妻のゆかり、他愛のない笑いをくれる存在。
とんちんかんな失敗や、感じられる思いやりが、
景気の良さと、あったかさを感じさせる。
Posted by ブクログ
頑固ジジ…いやじいさんと
ポンコツメイドロボの日々を追ったまんが。
読んだ後に、ほっこりします。
と同じくらい、ギャグはさんでくるから、侮れない。
ギャグ漫画なのにほっこりする
ギャグ漫画だと思っていたのに読んでいたら泣けてきてしまった。
懐かしいような、寂しいような。
こんな気持ちになる漫画に出会ったのは久しぶり。
買ってよかった。
Posted by ブクログ
妻を亡くし、静岡の片田舎で、ひとりで暮らしている「吉岡」爺ちゃんの元にやって来たのは、そこが最後の職場となる、この道30年の、型落ち家政婦ロボット「ポン子」。
ふたりの日常生活は、なかなか噛み合わず、それが面白さを呼んでいるのですが、その一方で、突如、切ない場面が訪れます。
吉岡は、かつて一緒に暮らしていた家族のことを回想したり、ポン子は、家政婦ロボットなので、基本、何を言われても笑顔でいるのですが、逆にそれが切なく見えるときがあります。人間なら、そこは怒ったり、悲しんだりすると思われるところでも、変わらず笑顔でいる。その時のなんとも言えない「間」も含めて、切ないです。
また、ポン子の振る舞いがすごく健気で印象に残りました。「イオン流せます」で爆笑し、「お仕事、任されました」でほろりとし、クライマックスは、台風のなかでの「ロボットだって生きてるんです」の台詞です。雨に濡れながら言うポン子が泣いてるように見えてしまうのが、本当に切ない。
まあ、その後の話で、吉岡が謝ってくれたときに、ポン子の表情筋が安定してないのが、意図したわけではなくても、ポン子が仕返ししたように見えてしまう。こんなところも面白いし、話の作り方が巧いなあと思いました。
ポン子の定年後が500円玉になるのも切ない。
吉岡の「人間なんて最期はケムリだ、ただ空に消えていくだけ」の台詞も切ない。
切ないばかり書きましたが、基本はコメディーなので、楽しく読めますし、鉄腕アトムを読んだことなくても、問題ないと思います。