あらすじ
ワルツの君×亜麻色の髪の乙女
「わかるか、私が君を欲しくて、こんなに滾っているのを」
男装した王女が初恋の王の褥にひそんでトロトロに蕩かされてしまい!?
双子の兄の死を隠すため性別を偽り、王位に就くことになったアレクサンドラ。
周囲の手を借りつつ聡明な彼女は滞りなく国を治めていたが、
初恋の相手のトラントの国王、ジョスランが国を訪れた際、
溢れる思いのままカツラと仮面で変装した女性の姿で彼に会いに行ってしまう。
「君が欲しい。君を奪ってもいいだろうか?」
お互いに一目で惹かれあい、愛を確かめあった。
その後も本当のことを言えぬまま、密かな逢瀬が続くが!?
感情タグBEST3
初恋
亡くなった双子の兄の身代わりとして生きる覚悟を決めたヒロインの胸中に同調し、応援する想いで読んだ。
同じように苦悩し、支えになりたいと願い、行動に移すヒーローにも共感しかない。
泡沫のような関係からかけがえのない存在へ。
お気に入りの作品がまた増えました。
匿名
結末が…
タイトルがまずオーバーです。そういう軽い感じではなくもっと深い事情があるというか。ヒーロー、ヒロイン共に魅力的でお話に引き込まれるけど結末が…
ハピエンなんだけど、本当にこの形で2人は良かったのだろうか。それがとても引っかかる。
結末が残念だった
少年の頃からヒロインを一途に愛するヒーローで終盤までは良かったのに結末が残念。お互いが国王だからとはいえ結婚式もせず別居になるとは。40才を過ぎるまで25年も１ヶ月に一度会うだけなんて。その前に、ヒロインで王女なのに国民大勢の前で乳房をさらされたのも不快だった。
よかった
男として生きていかなければならない運命にも立ち向かい最後には幸せを手に入れる、王道です。素晴らしいです。後半はひたすらヤってるだけの話デシタガネ。
心臓にやさしい恋物語
いや、おっしゃる通り、王道の恋です。
ある事情から男装をし王太子として生きることを選ばざるをえなかった姫君は、隣国の王に偽りの姿で恋をする。
国の事情さえなければ、特段恋のライバルが現れるわけでもなく、やきもきしないので、心安らかに読めると思います。最後まで美しい物語でした。
Posted by ブクログ
男装して国王になった王女と隣国の国王の恋愛話です。ヒロインは昼は男装して国政を行い、夜は亜麻色の髪の乙女になってヒーローと愛し合うというのが「ヒロイン忙しいな。しかしきっとバレてるな」と思いながら読みました。
結ばれてもお互いの国があるので、常に一緒にいられるわけではないというところがTL小説としては珍しいのかな、とも思ったりしました。
タイトル…？
タイトルの男装王はわかるけど、絶倫王…？うーんそんなに絶倫だったかな？笑。
内容はよかった！致し方なく王として生きる女王アレクサンドラと、隣国の王ジョスラン。出会いも素敵だったし、頻繁に会えないがために、会った時のお互いの惹かれようは、すごくすごーく素敵。個人的には砂漠のオアシスでの一夜がおすすめ◎
