あらすじ
ワルツの君×亜麻色の髪の乙女
「わかるか、私が君を欲しくて、こんなに滾っているのを」
男装した王女が初恋の王の褥にひそんでトロトロに蕩かされてしまい!?
双子の兄の死を隠すため性別を偽り、王位に就くことになったアレクサンドラ。
周囲の手を借りつつ聡明な彼女は滞りなく国を治めていたが、
初恋の相手のトラントの国王、ジョスランが国を訪れた際、
溢れる思いのままカツラと仮面で変装した女性の姿で彼に会いに行ってしまう。
「君が欲しい。君を奪ってもいいだろうか?」
お互いに一目で惹かれあい、愛を確かめあった。
その後も本当のことを言えぬまま、密かな逢瀬が続くが!?
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匿名
結末が…
タイトルがまずオーバーです。そういう軽い感じではなくもっと深い事情があるというか。ヒーロー、ヒロイン共に魅力的でお話に引き込まれるけど結末が…
ハピエンなんだけど、本当にこの形で2人は良かったのだろうか。それがとても引っかかる。
よかった
男として生きていかなければならない運命にも立ち向かい最後には幸せを手に入れる、王道です。素晴らしいです。後半はひたすらヤってるだけの話デシタガネ。
心臓にやさしい恋物語
いや、おっしゃる通り、王道の恋です。
ある事情から男装をし王太子として生きることを選ばざるをえなかった姫君は、隣国の王に偽りの姿で恋をする。
国の事情さえなければ、特段恋のライバルが現れるわけでもなく、やきもきしないので、心安らかに読めると思います。最後まで美しい物語でした。