【感想・ネタバレ】悲しき戦記のレビュー

あらすじ

人間の感情や自由をいっさい剥奪され、戦争遂行の尖端に立たされた兵隊たち。彼らはいかに戦い、いかに生き、そして死んでいったか……。日中・太平洋両戦争に取材し、兵隊たちの死の道程を凝視して、戦争の真実の姿を厳しく捉えた、25編の挿話。戦死者たちの冥福を祈りながら描かれた「悲しき戦記」である。

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悲しき戦記

戦争の愚かさを史実に基いてドキュメンタリー風に綴られた作品である。
現在の日本において、尖閣列島問題や、韓国とのきな臭い問題。北朝鮮の
問題等々、戦争を起さず、今こそ政治を問われる時代はない。
政治家の頑張り、努力に期待したい。

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2020年08月07日

Posted by ブクログ

 戦争文学だが、反戦文学ではない。反戦文学ではないが、勇ましい文学でもない。
 長い中国戦線での従軍経験、綿密な取材、連載された1962年頃の時代背景、といったものを感じさせる25の短編。個人の力ではどうしようもないうねりの中で、どう生き、どう死んだかを、兵士、軍属、民間人、それぞれの立場を丁寧に描いている。特に、中国戦線を取り上げた作品が印象に残る。

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2011年10月27日

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