【感想・ネタバレ】アザミの城の魔女 3巻のレビュー

あらすじ

呪われた少年と、欠けた魔女。寄り添う先に光はあるか――。魔法使いとしての基礎を身につけるため、魔法学校に入学したテオ。クラスメイトにも受け入れられ、前途洋々な学園生活が送れるかと思った矢先、テオの「義憤の血」を狙う集団が、学校へと襲撃をかける…。光に憧れ、闇に誘われる、魔法師弟譚、第3巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

魔法は便利ではない。
ゲト戦記系の設定が好きなのでとても共感する。

学校に不審者がやってきて生徒たちが囚われている割に
先生が落ち着いているし、生徒たちも冷静で
みんなで協力して助け出すという展開になるとは思わなかった。
先生が一人で立ち向かおうという時テオが戻ろうと突っ込むのを
「自分を守れてから人を守れるんだよ」
と引き戻すマリーの登場の仕方があまりにも恰好良い。

精霊との交渉が血なのは大変だと思っていたが、
宝石や髪の毛なのも大変そうだ。
テオが謝ろうとした時にかぶせてマットがありがとう
と言ってさりげなく誘導してくれたのがとても素敵。

敵が滅茶苦茶なことをやればやるだけ
テオとマリーが周りから嫌われる図になるのは辛い。

マリーの過去の話については色々と思うところがあるが
テオが「マリーさんは色んな人に愛されてます。もちろん僕にもです」
と勢い良く言ってくれるのが良い。
2人には幸せになって欲しい。

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2024年03月01日

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