あらすじ
問題です。
新しくオープンするパン屋のキャッチフレーズは、
どっちが繁盛する!?
A.とにかく美味しいメロンパン
B.何でも美味しいパン屋さん
「どっちが売れる!?」「どっちが流行る!?」という
2択問題から学べるマーケティング入門。
気鋭のマーケターが豊富な事例と外資の実務経験から
トコトン分かりやすく解説します!
【主な内容】
第1章 繁盛するお店が売っているのは「どっち」!?
・落ち目のやきとり屋、打つべき一手はどっち!?
・新しくオープンする喫茶店の経営戦略、重視すべきはどっち!?…etc.
第2章 売れる商品を買っているのは「どっち」!?
・予約が取れない人気エステサロン、どんなお客さんが来ている!?
・老舗のお菓子問屋、起死回生を図るためのターゲットはどっち!?…etc.
第3章 流行るお店の売り方は「どっち」!?
・ベーカリーのキャッチフレーズ、どっちが売れる!?
・お客が減り気味の洋食屋、繁盛するメニュー表はどっち!?…etc.
第4章 人気のブランドの作り方は「どっち」!?
・カジュアルなフレンチのネーミング、つけるならどっち!?
・コーヒー専門店のサブブランド、店名はどっちがいい!?…etc.
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1.マーケティングについて知識・考え方をもう少し理解し、自分の仕事で売れる仕組みを作っていきたいと思ったので読みました。
2.ビジネスをするにあたり、顧客について調べることは絶対条件です。現代では、大半の市場が成熟しており、物にあふれております。しかし、企業が生き残るためには新しい市場を開拓し続けなくてはなりません。
本書では、顧客理解をテーマにし、2択式でクイズに答えながら、なぜ正解の方が顧客に選ばれやすいのかを述べています。本書で最も大切なポイントは、顧客の気持ちに訴えかけ、「欲しい」という気持ちを呼び起こすことです。
そのため本書では、どのように人の感情に訴えかけていくかについて述べられた一冊です。
3.顧客の気持ちを理解するということはもちろん大事なのですが、それ以前に大切なこととして、企業側の都合を消すというところまで意識していかないと消費者の気持ちにはなれないということです。よく、成果を残すビジネスマンは趣味も一流ということを耳にしますが、これは自分が消費者側になり切った結果だと思います。その時に感じた気持ちをビジネスで活かす。結果、消費者側の気持ちを理解しやすくなるという構造になっているのではないかと思いました。やはり、人間はいつでも体験し続けていかなくてはならないと思いました。
Posted by ブクログ
2択で考えさせてから解説してくれるので読みやすく理解しやすい。
マーケティングの基礎が事例に沿って出てくるので、基礎知識の振り返りにちょうどいい。