あらすじ
老後は孤独だと不安になりますか?
健康(病気)、お金、人付き合い、人間関係、生きがい、終活などで。
確かに、配偶者や子どもが近くにいれば、安心感があるかもしれません。
でも、周囲に人がいるからこその不自由さや拘束があるのも否めません。
実は、孤独こそが、至福の老後を約束します。
何も驚かそうとして、そんなことを言っているわけではありません。
著者の松原氏は、1000人以上の孤独老人を見てきた人物。
机上の理論、1人の人間の偏った意見ではなく、
実例を踏まえたうえで客観性が高く明快な提言ができる稀有な人物です。
そんな松原氏が、孤独をうまく味方につけ、
老後を幸福にする方法を提言します。
さらに、孤独から逃れようとすることによる弊害も紹介。
定年後の夫婦関係から、老人ホーム、後妻に至るまで、
本当にあった悲劇をリアルに描きます。
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Posted by ブクログ
いわゆるHOWTO本は、読んでいても綺麗事しか書いてないなぁとか、偏見に満ち満ちてるなぁとか思うものが多いが、この本はなるほどと納得する内容だった。まだ若い人には理解できない部分があるだろうが、還暦以上の人なら読んでおいて損はないと思う。
Posted by ブクログ
1人でいることをあまり孤独と思わないのは、むしろ変なのかな?と思ってるんだけど、そんなわたしに、それでいい!と言ってくれるような本。日本人は学歴が高い人が多い割に自立(自分で考え自分で決めること)ができていない人が多い、という海外からの見方に納得。そうだ、生きるためには、何より自立って大事だと思う。
Posted by ブクログ
筆者が描く、「おひとりさま」高齢者の実情と心得。
少し強がりに聞こえるのは私がまだ30代の女だからだろう。
70代で別居婚のままお一人様暮らしをする両親を抱える私としては、読んでてまさに親の言葉を聞くように納得。
日本の文化的に群れる習性があるので、致し方ないかな。
人それぞれの幸せな老後の形を模索したい。