あらすじ
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一流のサッカー解説者たちが、これまで語らなかった(=聞かれなかった)サッカー観戦の目のつけどころを語り尽くす!
試合展開、監督采配、チーム戦術、個々のプレーをわかりやすく視聴者に伝えてくれるサッカー解説者のコトバ。
そこには、サッカーをさらに深く楽しむコツとヒントが詰まっていた。
気鋭のサッカージャーナリストが、サッカー界のトップランナー5名に挑む白熱のトークバトル。
ワールドカップ予選・日本代表戦中継をサンプルに行った「サッカー中継解説 徹底比較! NHK-BS vs 民放地上波」(第2章)では、定説を覆す意外な結末も?
本書に収録された解説者のコトバを読めば、一生使える観戦力が身につく!
【インタビュー】
反町康治 (松本山雅FC監督)
都並敏史 (解説者・ブリオベッカ浦安テクニカルディレクター)
中西哲生 (スポーツジャーナリスト)
柄沢晃弘 (WOWOWアナウンサー)
後藤健生 (サッカージャーナリスト)
※敬称略
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著者について
スポーツジャーナリスト。昭和48年東京都出身。Jリーグから欧州リーグ、代表戦まで、グローバルな視点でサッカーを評論。サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』をはじめ多数のサッカーメディアに寄稿。近年はサッカー解説者としても活動する。主著に『サッカー観戦バイブル』(成美堂出版)、『サッカー「番狂わせ」完全読本 ジャイアントキリングはキセキじゃない』(東邦出版)、『勝負のスイッチ』(白夜書房)。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
プロスポーツ選手の、分析的な話は面白い。
プロスポーツに関する、解説者の分析的な話も面白い。
そこには、身体知に関する深い知恵や、戦術に関する有益な情報が含まれている。
そのことを、改めて思い知らされる良書。
コトバにすることで、認識し、分類し、新たな提言や方法も生まれる。
コトバは、やはり大事だ。
都並敏史氏も、中西哲生氏も、日本のサッカー文化を深く発展させて、日本のサッカーを強くしたいという想いが一番にあるみたい。
そこに心動かされる。
音楽でも、芸術でも、その視点が大事なのではないか?
Posted by ブクログ
率直にサッカー好きならたまらない一冊だと思う。
TV観戦する際にやっぱり気になるのは今日の解説者。
代表戦や地上波だとチャンネルでだいたい決まってきますが
スカパーやDAZNは、けっこうJリーグ初期の選手で、引退したばかりの
選手とかが解説をやっているので、それが楽しみでもあります。
個人的に好きな解説者は、戸田和幸さん、佐藤悠介さん
地上波だと都並さんとか好きですね。
プレーのポイントや選手の気持ちを分かりやすく解説してくれる人が好き。
都並さんは監督経験もあるので、監督としての交代などの意図も
分かりやすく説明してくれるので、個人的に日テレ中継は好きです。
加茂さんとか木村和司さんとか川勝さんとかも口数が少ないですが、嫌いじゃないです。
木村さんはできれば金田さんや早野さんとコンビでやってほしい。
「木村さんだったら、さっきのフリーキック、直接狙ってますよね」
・・・・とか言ってもらうと、和司さんの
「当たり前でしょ、誰だと思ってるの!」的な掛け合いがたまらないです。
早野さんのアナウンサーに流されるか、苦笑いされる親父ギャグもけっこう好きです(=⌒▽⌒=)
嫌いな解説者は断然玉乃淳さん。
独特過ぎて、試合と関係ない人間性的な部分の解説も多くて
全く試合に集中できない。
あとは監督になる前の小倉さん、もう勢いだけで何で地上波で使われているか
全く不明でした。案の定、グランパスの監督で大コケしたし、中味がないのが
よく分かりました。でも今やったらちょっと違う味があるかも、ね。
意外と松木さんとか全然嫌いじゃないです。
あのうるささや独特な言い回しは、わざとやってるし、けっこうサポーターの心理の
的を得ている。松木さんのコメントについ、あ、この表現、今の気持ちにピッタリと
いう時もあります。完全に日本代表応援放送だけど、それはそれであり。
嫌ならBSの方を見ればいいだけなので、じっくり見たい時は自分は見分けています。
自分の話が多くなりましたが、実況の仕事が長い河治さんが
組んだ解説の人の特徴だったり、実際に解説する時に注意していることだったり
そういうTV中継の裏が知れて、かなり新しい見方ができる一冊です。