あらすじ
自首する前、修善寺へ最後の旅行に出た優馬とアメリ。旅も終盤になり、アメリは優馬と別れて実の弟に会いに行き、西野を殺すことを決心する。一方で警察の包囲網は徐々に狭まっており、優馬のもとに一人の老刑事がやってきて…!? 物語はいよいよクライマックスへ―――!!
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同級生から絶望的なイジメを受けている主人公優馬。
どんなイジメも「ハガキ職人として有名になり、放送作家になる」という夢に希望を抱き、受けて流してきた。
しかしそんなある日、雨里 涼という救世主が現れた。
彼は優馬をイジメる同級生に対し
「次、俺の優馬に手ェ出したら殺すよ」
と、撃退するのです。
面白くないイジメる側。
更にイジメる側には、人を痛めつけるのに躊躇しない西野というヤバい奴が…!!
何故、雨里は優馬を助けてくれるのか…
正義感が強い訳でも、哀れみでもなく、自分の身を危険に晒してまで優馬を助ける理由が全く解らない所に、えも言えぬ不気味さを感じます。
読み進める程、イジメる側の西野と守る側の雨里のどちらがよりヤバイ奴なのかが解らなく…
原作は『ドリィ キルキル』の蔵人幸明。漫画を担当しているのは、『今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね』の榊原宗々という、最強タッグの今作。
この二人ですから、更なる衝撃と恐怖の展開が待ち受けているに違いありません!!
感情タグBEST3
愛染を倒して最終巻かと思ったけど意外と続きます。アメリと双子の弟の話がメインで展開しますけど双子だけあって、最初の巻のアメリを彷彿とさせます(笑)あの頃のアメリは頼れる感じを出しながら秘密や強い執着を隠していたけど、弟の方はどうか?