【感想・ネタバレ】ジェリーフィッシュは凍らないのレビュー

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Posted by ブクログ

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犯人と被害者の関係がこんなに希薄なのにこんな大胆なトリックを実行するのがびっくり。犯人も含め誰もいなくなってしまった事件。トリックが思いもつかず完全に騙されました。ある計画を乗っとることで不可能を可能にしていった。凄かった

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2023年10月29日

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ネタバレ

Masaki BooksのYouTubeでお薦めされていたので読んでみました。
とても面白かったです。
読んでいて、綾辻行人さんの十角館の殺人を思い出しました。
十角館の殺人のあの1行ほどには驚きませんでしたが、でもそれでも、えっ…?となりました。
マリアと漣のコンビも良いですね!

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2023年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

23/9/20〜9/24 audibleも併用して

シリーズ最新刊の宣伝を読んで、ついに手をだしてみることに

『夜の写本師』で間延びする読み方が苦手だった下山さんがナレーターだったので、audibleではなくて本で読む

初めは化学的な話や、軍の話が多くてSF初心者なので着いていけるか不安だったけど、マリアに蓮が説明する形で解説があるのでふわっと理解でもなんとかなる

犯人の独白
ジェリーフィッシュ内での殺人
地上での捜査

が章ごとに視点を変えて登場する形

ジェリーフィッシュと地上が数日ずれているので、結果を知りながら経過をみたり、新事実が明かされたりして、面白い構成

犯人の子供時代の引っ越しの時系列がわかりにくいなと思っていたら、伏線だった

後半、とてもスピーディーに話が進むので、本を物理的に読めない時間がもどかしくて、苦手といいつつやはりaudibleと併用することに

audibleは下山さんは間延びするし、浅井さんは好きなナレーションだったはずが、マリアの声だけすごく抑揚が激しくて聞きづらい
マリアのキャラ、私はここまでうるさいイメージじゃなかったな

内容はとてもおもしろかった!





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2023年09月28日

Posted by ブクログ

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クローズドサークル系
気嚢式浮遊艇「ジェリーフィッシュ」の試験航行中に、雪山に誘われるように不時着。そこで乗組員たちが次々に殺されていく。
犯人の過去。警察の捜査。ジェリーフィッシュでのパニック状態の中の殺人。この3つのパートの話がが交互に進んでいき、テンポよく読むことが出来ました。
手口はびっくりするほど大掛かり。だけど、この状況なら有り得るかと思ってしまう。
ジェリーフィッシュ内での惨劇も矢継ぎ早に起こり、誰が犯人かわかりませんでした。
捜査ではマリアと漣の掛け合いもテンポよく、空軍少佐まで巻き込んで、深刻なのにちょっとコミカルで面白かった。
最後に犯人と刑事たちが対峙した時、犯人より質問は一つだけと言われ、マリアが発した質問にドキっとしました。

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2023年12月18日

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そして誰もいなくなった、十角館の殺人に挑戦した小説です。殺人の現場にいた全員が、他殺という特殊なシチュエーションはやはり魅力的で読み応えがありました。
犯人側の視点、ジェリーフィッシュ内の視点、マリア漣の視点で描かれていて、読み応えがありました。
マリア漣のコンビのやり取りも面白く何より、マリアの人物像が個人的に良いなと感じました。
十角館の殺人ほどの衝撃はありませんでしたが、終始、楽しく読めました。

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2023年10月24日

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「十角館の殺人」という名の、界隈の超人気ジオラマキットに、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 青い瞳のキャスバル」と「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第6話」の各ジオラマキットの主要パーツをぶち込んだ上で、パンクスチームかもしれないアメリカに持ってって、化学の知識をスパイスに魔改造したらすんごいの出来ちゃいました!っていう感じ!?

楽しかった!

あとがき読んで登場経緯に愕然としたけど、マリア・ソールズベリーさん、非常にそそられます。

マリア&漣シリーズの第二作以降はまだ読んでないものの、またしれっとエドワードくんが登場するのも、きっと楽しいね!と思ってしまった。

レベッカが、プログラミングの天才と化したエドワードくんの手によって電脳世界の人工知能として復活、執事のような爺やのような年齢になってる彼を相棒に快刀乱麻の大活躍!なんて、どこか往年のカーアクション、ナイトライダー的な構図のダーク本格推理スピンオフが読みたくなりますね!

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2023年10月13日

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そして誰もいなくなった、十角館の殺人のオマージュ作品との触込みだが、どちらかと言うと十角館の要素が強いと感じた。
序盤はいかにも本格ミステリー感の展開に、自分はやっぱりミステリー好きだなぁと再確認でき、ワクワクしながらページを捲った。
しかしながら、終盤のトリックや真相解明はちょっと無理があったかなぁ、という印象。
それにしても、誰もいなくなったや十角館、本作といい、こんなに手の込んだことやって犯人も大変だなぁ。

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2024年02月12日

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ラストでびっくり。
しかし途中至る所に違和感(ヒント)は確かにあったのでかなりフェアかと思います!
・第一殺人が行われてウィルが発見したのが6時にも関わらずクリスやネヴィルが発見したのが8時
・ウィルと、クリスやネヴィルが無線機で会話している
・ファイファー教授とエドワードのやりとりが同室っぽいのに行動や発言が不自然
などなど。

全体的に、化学や物理の説明は理解が難しかったが、マリアと漣の掛け合いやトリックの意外さが面白く満足です。

また、ジェリーフィッシュは日本語でクラゲだということを中盤くらいまで知らなかったですw

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2024年01月08日

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読んだ.
以下適当に殴り書き
トリック自体はとてもよく出来て居るんだけど...
フーダニットとしては結果的に機能してないし、現実的に有り得ない(2台否定からの身内用意の2台目は別の意味で受け付けられなかった)ような馬鹿デカトリック(科学知識を適当に嵌め込んでそれっぽくしている感のあるのもキツかった)は個人的にトリック自体がどうでも良くなってしまうので、フーダニットともハウダニットとしても面白くなかったと感じてしまった.(作品の特質によるけど、犯人目線から叙述トリック(ここでそういうのかは分からない)を仕掛けるのも個人的にストレスのたまる展開だった.)
結末の犯人が逃げる描写も何だよそれになった.
十角館とかそして誰もいなくなったへの挑戦とか書かれていたので過度に期待してしまった自分を恨む(?).

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2023年11月28日

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