あらすじ
ホラー漫画界の新星・雨がっぱ少女群が描く、至極の短編集。
見えない何かを相手に今日もひとり、かごめの輪に座る――。
一周目:消費者の呻き
二周目:工場勤務
三周目:ザリガニ
四周目:無数の孤独
五周目:百円の眺望
六周目:ペット
七周目:ひとりかごめ
八周目:地図
九周目:夢うつつ
十周目:轍は闇に呑み込まれ
十一周目:現象
十二週目:遺された調理法
掲載時のカラーページ全収録!!!
★単行本カバー下画像収録★
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これだけ斬新な発想のホラーはなかなかないだろう。絵がきれいで女の子がかわいいのだがその空気を一瞬で壊すホラー展開が待っている。結構なグロ描写があるのでそれは注意。身体に変調をきたし、心身共に怪異となす表題作の「ひとりかごめ」が特に良かった。
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作者さん買いです。イラストは あの柔らかな物語と同じなのに、内容が恐ろしく なんとも微妙なバグが起きているような気持ちになりました。作品としての完成度も素晴らしいと思います。
最高
画力がかなり高いですが、それだけではなく中身でもしっかり魅力してくるので、本当に凄い作品です。
この作者さんは女の子たちのほのぼの系よりホラーの方が絶対面白いと思います。
この方の描く女の子キャラは怖いストーリーの中にあるとより可愛さがひきたちます。
Posted by ブクログ
短編集でさくさく読める。
絵柄はリアル系で女の子がかわいい。(さすが)
じっとり怨念渦巻く…というホラーではなく、世にも奇妙な物語のような、白昼夢のような、割合からっとした作品が多い。
ただし、画力が高いゆえグロ描写はしっかりグロ。
そこが独特の作風を生んでいると思う。
長編も読んでみたい。
ホラーであと2冊は出していただきたい…!