あらすじ
元号が「令和」になり、日本は新しい時代を迎えた。いったい、令和の日本はどんな国になっていくのだろうか。結論から言えば、それは、「今後、安倍政権がどこまで続くか、そのうえで、安倍政権がどのような政策を打つのか」によって大きく異なってくるだろう。
野党も左巻きマスコミも、好悪、感情で安倍政権を批判してきた。その好例がモリカケ問題であり、最近の統計問題でもある。2018年暮れ、厚生労働省が、「毎月勤労統計調査」において、全数調査すべきところを一部抽出調査するなどの不適切な調査を続けていたことが発覚すると、年明けの国会では野党が盛んに安倍政権を攻め立て、新聞・テレビも「統計調査に不正があった。けしからん! アベノミクスの実態も、政府が言ってきたことが正しいかどうかわからない」などと批判的な報道を繰り返した。
しかし、この問題がいったいどういうものなのかをきちんと理解し、指摘した政治家もメディアもほとんどいなかった。筆者は情緒を廃止して、厳格な数字データをもとに、安倍政権を徹底的に査定すると同時に、「反安倍勢力」の化けの皮を剥いでいく。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
如何に厚生労働省統計の統計の扱いが雑で信用できないということがよく伝わってきた。
基本となる統計処理を正しくできるようにしてもらいたい。今はどうなっているのだろうか。
安倍総理のマクロ経済政策は70〜80点の及第点だった。データの見方がわかり易く説明されていた。
如何に誤魔化かして評価を低くしているのはこの本を読んで理解できた。
長期政権だからこそできること、安定した政権になるには政治に対する心構え、国策をどう考えるか、芯の強い人に次のリーダーになってもらいたい。
安倍総理のマクロ経済政策評価は、
70〜80点の及第点。
もっと政界に居て欲しかった。本当に悔やまれる。