あらすじ
一年間だけ、死んだ兄のふりをしてほしい―。そう乞われ、九瀬イザヤが降り立った御陵市は、七つの大罪を具現する「獣」と戦うための都市であった。地脈の特異点より現れ、人を喰らい、街を蹂躙する「獣」。それに対抗しえるのは、神の奇蹟を模倣するという断罪衣と、少女の姿をした第九祭器・ノウェムだけ。「この街は、あなたを愛するでしょう」そう告げたノウェムとともに、イザヤは兄のニセモノとして、この都市で「獣」と戦うことになるが…。三田誠が放つ、罪と罰の織りなすアイロニック・アクション、開幕。
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Posted by ブクログ
キリスト教とか、聖書に興味がある人向け。
そんなネタを知っていると、ちょっとだけ面白くなります。
キリスト教を下地に持ってくるのも好き、SF風味も好き、主人公も好み。だけど話はやや荒削り。
苦しくなれば新しい手段が出てきて〜、という風に、なければ作ればいい系のストーリー。
出来事と出来事の合間の日常があればもっと楽しいのに。
奇跡を具現するための構造にときめきました。