あらすじ
もともと事務職を希望していた彼女は、ひょんなきっかけから瀬戸内寂聴の秘書に。ともに過ごして8年がたった。さまざまなことを学び、世界も広がった──。「先生は私の道しるべです」と語る彼女が、心に残ったエピソード、等身大の寂聴先生を描く。
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Posted by ブクログ
秘書として瀬戸内寂聴と共に暮らした8年間。
書中のあちこちから伝わってくる、彼女の寂聴愛。
死んだら骨を少し分けてね、それでピアスやイヤリングを作ってずっと持っているから。
と、死後のことまで、なんと計画的な。
「私なんか・・・」
と卑屈になったとき、「私という人間派この世で1人しかいない!自分に失礼!」
と真剣に叱ってくれた寂聴。
他人から思ってもらえる幸せ、それが例え辛辣な喝であったとしても。
瀬戸内寂聴の名言。
「100冊の本を読むより、ひとつでも恋愛をしてごらん」
人生は恋と革命だ!!!!
肝に銘じます。
Posted by ブクログ
瀬戸内寂聴先生の秘書の瀬尾まなほさんが書かれた本ですね。2019年に書かれています。寂聴先生は2021年に亡くなっているので、数年前はあんなに元気だったのにと思います。