あらすじ
メンタル不全に悩む人は全国で100万人を超え、メンタルヘルスの問題を重視する企業は44%以上に上ってる。安全配慮義務、労災、それにまつわる訴訟、また、生産性の低下など、メンタルヘルスはマネジメントにとっての大きなリスクにもなりうる。豊富な臨床経験を持つ著者が、具体的な事例とチェックリストを駆使しながら、職場における、心の健康の守り方を指南する。
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Posted by ブクログ
さすがビジネススクール発なだけあり、以前に読んだ「上司・リーダーのためのメンタルヘルス」が、「読みやすく薦めやすい」ならば、こちらは「理解しやすく、腑に落ちやすい」という感じ。
個人的に読んでいて読み物として面白く、流れが分かりやすいのはこちら。
では、こちらをオススメするのか?というとそうでもない。
大企業のメンタルヘルスの臨床経験があるが故に、管理者層のハードル、リハビリのハードルが高い。
実際に部下にメンタル不調が出たときに読むと、管理者の心理的負担が高くなるかと思う。何も無く、ゆとりがあるときに研修の一環や、読み物として読んでおくといいのかと思う。
あと、管理者じゃなくとも、部下や一般層の社員が健康な時に読んで、健康な会社を作ることの大切さを知るのにもよい本だと思う。(会社を作るのは管理者だけじゃなくて社員なので)
簡単にまとめると啓蒙書なのかな。
とっさのときならば、「上司・リーダーのためのメンタルヘルス」の方が気軽に実践しやすいと思うが、ゆとりがあるときならば、こちらを薦めたい。
Posted by ブクログ
グロービスが監修しているだけあって、部下のメンタルヘルスケアはマネジメントの一環である、とマネジメントサイドから書かれた本。
実際にメンタル不全となった部下がいる場合には対処本となるだろう。
ただ、他には、部下のメンタル不全のせいでマネージャーもメンタル不全になってしまったケースも書かれていた本がある一方、この本は一貫して、部下のメンタルヘルスケアはマネージャーの仕事だとしか書かれていなくて、そこまでやっていられるか、と正直なところ、読んでいてとても疲れを感じた。
メンタル不全になるのは仕事だけのせいではないので、であれば、メンタルケアをマネージャーだけに求めるのは勘弁してほしい、というのが正直なところ。
Posted by ブクログ
メンタル不調の話を聞くことがしばしばあり、どんなもので、何ができるのか解像度を上げるべく読書。
各種症状や留意事項、対処などについて記載されているも、
現時点では思った以上に刺さらなかったので、さらっと。
必要になった際には参考になりそう。
メモ
・うつ病の5つのタイプ
真面目すぎる過剰適応メランコリー親和型
未熟な性格が原因 新型
職場のストレスがなくても起きる身体因性
誰でもなってしまうドミノ型
中高年に多いテクノ不安型
・職務充実度向上のための対策
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個人と職場の文化の適合性を高める
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