【感想・ネタバレ】神話学入門のレビュー

あらすじ

神話は人類にとって普遍的であるが、同時に一見捉えどころのないものでもある。神々と人間の関係が疎遠になり、信仰が動揺してきたとき、神話ははじめて客観的・意識的に眺められるようになった。こうして「神話とは何か」という問いかけが、その没落とともに始まった。「神話学」の誕生である。本書はヨーロッパにおいて発達した神話学研究の系譜を丁寧に辿りつつ、定義と分類、様々な解釈を詳述し、重要な側面を余すところなく紹介する。神話とその背景としての民族・文化・社会、世界像や儀礼との関係を泰斗が解き明かす定評ある入門書。

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Posted by ブクログ

様々な神話の構造と、神話学の発展を絡めて記述されており、解説にもあるが、初心者には入門とは言え難解。
神話類型やパターンを知ろうと思って買ったので、まだ勉強不足の自分には合わない本であったようだ。解説にもあるように心理学面からの解説も少ないので、もう少し、色々な角度の本を読んで見ると、まだ理解が深められるかも。

それでも、死と再生、ハイヌウェレ型等、有名な類型にも様々なパターンがあることが分かり、収穫があった。

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2025年07月21日

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