あらすじ
アフリカの最貧国・マラウイを食糧危機が襲い、ウィリアム少年は食べていくために中学校を退学せざるをえなくなる。。
しかし、知的好奇心にあふれた彼はNPOがつくった図書館に通い、そこで風力発電について書かれた一冊の本と出会います。
電気があれば暗闇と空腹から解放される――ウィリアム少年は発電の仕組みを独学し、廃品を集めて作った風車で発電に成功、そこから大きなチャンスをつかみます。
池上彰さんも「学ぶということが、これほどまでに人生を豊かにしてくれるとは」「私たち日本人が忘れていたことを、この本は教えてくれます」と解説で太鼓判を押す、感動の実話。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
昨年、身近な人か有名人か忘れてしまったけど、この本をおすすめしていて、気になっていたら文庫化されていました。
世界最貧国の一つと言われるマラウイの少年が飢饉や貧困にも負けず向学心を保ち、風力発電の仕組みを独学で学び、完成させる実話。
想像を遥かに超える飢餓、古くからの慣習が残る村、学校どころではない環境、それらを乗り越えた時に少年に待っていた世界に心が震えました。
でも多感な時期に読めばもっと感動したと思いました。ちょっと残念。。
読書感想文におすすめしたい本です。
Posted by ブクログ
新聞で紹介されていて、読み始めた。
なぜ?という疑問を大切に育て上げ、のちに貧困から抜け出す大仕事をやってのけたカムクワンバ少年の姿が素晴らしい。
勉強することに疲れた時、何のために仕事をしているのかわからなくなった時に、勇気と解決のヒントを与えてくれる一冊。