【感想・ネタバレ】経済で読み解く日本史 明治時代のレビュー

あらすじ

教科書が教えない「経済の掟」が歴史を作った!
お金の流れが物語る、
まったく新しい視点の日本通史。

文庫版で5冊同時発売!

人々は経済的に困窮すると、過激思想に救済を求める。
金本位制は通貨供給不足になりやすいデフレレジームのため、世界経済は繰り返し恐慌に見舞われ、そのたびに過激思想が台頭した。
秩禄処分への不平士族の「お金の恨み」が日本を対外戦争に駆り立て、新聞に煽られた世論はやがて英米と離反・対決する道を選んでしまう。

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「金本位制=金(ゴールド)の保有量に応じて通貨を発行=デフレ基調」というカラクリはとても納得がいった。高校の日本史Bの教科書などだと、金本位制については記述があるものの、どちらかというと政治メインでの記述が多く、また中立な記述をしているためか若干わかりにくいが、本書では経済の面から政治についても言及があり読みやすい。

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2022年11月28日

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