あらすじ
凝り固まって息苦しいように感じられる人間関係や社会も「一時的協力理論」というフィルターを通すとちょっと違った成立の姿が見えてくる。そんな社会の像やそこで考えられる可能性を想像してみよう。
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Posted by ブクログ
タイトルから思っていた内容とはちがっていたけど、すごくよかった。
「社会はひとびとの一時的協力でできている」ということを示してもらっただけでも、なるほどと思わされた。たしかに、無縁社会っていうけど、そのときいわれている無縁っていうことばの中身を自分自身考えてこなかったし、そもそも「一定期間維持されるつながり」が自分のなかで当たり前になってた。これはたぶん、多くのひとがそう考えていると思うのだけど。
そもそも一時的協力で社会は成り立っていて、それをどうにかこうにか維持してる、そしてときにそれは失敗して社会はまわってるねんなぁと思うと、気持ちが楽になった。