あらすじ
この手を何色に染めても、命を守る。それが、あの青色の時間への誓い―――。 気象災害に立ち向かう本格ドラマ! 出逢いと誓いの第2巻!
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「僕等の運命をわける その一瞬は突然訪れる
ときには残酷な爪痕を残し また逆にときには光射すような奇跡をも起こす
抗いたい 守りたい 忘れない」
未曽有の大型台風やゲリラ豪雨、それに伴う川の氾濫や洪水被害は珍しくなくなった今、この言葉がマンガの中の物ごととは思えなくなりました。
明日の通勤、週末のデート、来月の家族旅行など、天気予報に一喜一憂するなんてことは今までに死ぬほどやってきましたが、そもそも天気予報がなんのためにあるのか、そんなことは考えたこともありませんでした。今を生きること。その当たり前を守ることのために存在するのが天気予報だとは一度も。
綺麗に描かれた空、艶やかに表現された言葉の数々は本当に守らなければならないものを知っている人間によって作り出されていると思うと、災害に見舞われながらも生きていることの幸せ、その儚さの中にある美しさがより鮮明に見えてくる気がします。
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どんなにチャチな結末になっても
どんなにチャチな結末になっても生きて助かって欲しかった。山の恐さを知る人が山の恐さを甘く見ていた人を助けるために亡くなるなんて寂しすぎる。