【感想・ネタバレ】日本をどのような国にするか 地球と世界の大問題のレビュー

あらすじ

トランプVS習近平の貿易戦争のゆくえは? 地球温暖化、巨大地震など迫りくる自然災害の脅威にどう立ち向かうか。AIが人間の仕事を奪うというのは本当か? 日本を取り巻くこれらの問題群とどう向き合い、国の立ち位置をどこに求めたらよいか。元中国大使・伊藤忠商事会長の著者が専門家と議論しながら考える。

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Posted by ブクログ

伊藤忠の会長、中国大使を務めた人でありながら、生活者の視点をメインに据えた考え方で、しかも中長期的な方策を提案している点は大変立派だと思う。考え方のベースがしっかりしている。理想論を並べているだけでもない。知の巨人であり、バランスも取れており、目指すべき、尊敬すべき人。
こういうのをリベラルアーツと言うんだろう。その裏付けがあっての物言いになってて、単なる知識だけではないし、自分で考えたアイデア、主張になっている。だからブレないのだろう。
好奇心、問題意識、思考力。

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2024年02月12日

Posted by ブクログ

専門分野で多くの経験を積んでこられた方々との対談。著者もビジネスマンとしての経験豊富な方でフムフムとうなずきつつ拝読しました。最も興味深かったのは第4章の後半、災害対応における国の体制作りが非常に未熟だとの指摘。災害発生は避けられずとも事前対策や事前想定はできるはず。国の災害対応マネジメントはこうあるべしとの指摘には学ぶべき点多しです。

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2019年10月26日

Posted by ブクログ

★4.2(3.58)2019年2月発行。「トゥキディデスの罠」それまでの覇権国に対して挑戦する新興国が出現したとき、お互いそれを望んでいないなかったにも関わらず、戦争が勃発するという。世界史上過去500年こうした覇権争いが16回もあったと・・・。これだけは今回は回避しないと地球滅亡に繋がってしまいますね。日本を取り巻く諸問題。地球温暖化、地震、AIと多岐にわたり、著者と識者の話を交え、これからの日本の国是を考える著者。信用と信頼、そして死ぬまで努力という著者には本当に頭が下がりますね。

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2019年10月05日

Posted by ブクログ

丹羽宇一郎さんの著作
いつ読んでも、とても腹落ちします。

日本の未来は私たち一人一人が今をどう生きるか?
にかかっている。

その場その場で自分がやりたいと思うベストに向けて
小さな一歩を踏み出す。その小さな一歩が世の中を
変えて行くための唯一の処方箋。

上っ面の主義主張ではない
毎日を生きる。その背中で語れるように
日々精進せねばと改めて思いました

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2019年06月16日

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