あらすじ
即現金化アプリ「CASH」を70億で売却!
次から次へと狂ったビジネスを立ち上げる天才起業家の頭の中
すべてのビジネスは「実験」だ。
自分の考えたアイデアや仮説を「世の中」というビーカーにぶち込む。そこでどんな「火花」が散るのか?どんな「化学反応」が起きるのか?
実験なら失敗しても、それはひとつの「検証結果」なので、むしろ「価値」になる。
この考え方「実験思考」を身につければ、いまの「先が見えない時代」も失敗を恐れずわくわくして生きていける。
さあ、実験を始めよう。
「事業も含め、世の中のすべてのことはやってみないとわからないことだらけです。それならば、とりあえず打席に立ち続け、バットを振りまくったほうがその経験から得られるものも多いですし、あわよくばヒットかホームランも生まれるかもしれない。大切なのは「とにかくやってみよう」の精神です。本書によって、一人でも多くの人が「実験」をして、人生を遊び尽くすことができれば、ぼくにとっても最高です。」 (本文「はじめに」より)
堀江貴文推薦!
「光本くんからは新しいアイデアがポンポンと出てくる。
いとも簡単にぶっ飛んだ発想ができるビジネスの天才だ。」
●目次
はじめに すべてのビジネスは「実験」だ
「失敗」は自分だけの価値になる
「実験思考」で生きればこんなに楽しい時代
固定概念をすべて取っ払う
いきなり起業せずに就職した理由
新卒採用がない会社に入社する戦略
20通りのアドレスにメールを送る
起業のネタに困ったことはない
貯金残高2万円
「STORES.jp」の誕生
ZOZO前澤さんとの出会い
24時間で3.6億円をばら撒いた
「すべての人を信じる」ビジネスをやりたい
社長は暇なほうがいい
全力で「普通の生活」をする
「インターネットの人」にならない
人の「いいね」も「悪いね」も信じない
事業は「タイミング」が命
「ズレが限界に達しそうな業界」を探す
「表現」次第で市場は広がる
いらないモノは極限まで「削る」
ぼくが考える未来予想図
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
好きな考え方の本。
メモ
・大切なのは市場選択とタイミング
・普通の生活者でいようとする。itunesのトップ10ダウンロード。Yahooニューストップのチェック。マスの感覚を知る。
・全力で普通の生活をする。こうしたらいいのにをメモする。ちょっとした違和感をスルーしない。
Posted by ブクログ
実験思考
性善説に基づいたサービス
改札機 1500万円する
チェックを省けば儲かるのでは?
ログインとかも悪い人を弾くための機能
こういうサービスが出たら世の中はこんなふうに良くなるのではと妄想する
サービスがうまくいくかどうかの大切なポイントとして「表現」があると思っています。方向性、アプローチが正しくても表現が下手だと伝わらない
ドメインへのこだわり
cashのドメインは400万円かかった
安いしすぐ回収でかかると思った
すぐに現金化できる価値を一瞬で伝えるためにサービス名はどうしてもcashにしたかった
説明書がいらないところまで簡略化する
買取アプリだけど、買取という言葉を絶対に使わなかった。目の前にあるアイテムが瞬間的にキャッシュに変わるアプリですと言っている
魔法感がある、新しさがある表現
実は写真はノールックで買取してる
モノが瞬間的にお金に変わる体験が気持ち良い
Posted by ブクログ
電子書籍0円。紙も印刷代のみ。個人投資2000万かけての実験。常に実験して、その結果と仮説を比較したい。そんな思考があるから誰もやったことのないことも思いつきやってみられる。
思いついて、さっとやれてしまう。しかもあらゆる方面の実験を試している。そんな実験の考え方やこれまでの経験が綴られている。
価格決めて払おうと思ったが既に払えない状態。まつりに乗り遅れた気分だ。
Posted by ブクログ
アイデアの引き出しの多さに素直に尊敬。
この本を発売するにあたってのインタビューで
許可を取るより、やってからダメなことは謝れって言葉が強く印象に残る。
夢を語れる人はやはり強い
Posted by ブクログ
【気になった場所】
すべてのビジネスは実験
→実際にやってみて、どういう反応かを見る
固定観念を取っ払い、そもそも何で?を軸に発想する
起業のネタ帳
→この市場なら、ここに需要があると思ったことをネタ帳に書く
→業界ごとに自分のやりたいことを考える
→ビジネスの仕組みを考える癖ができる
起業で成功するコツ
=市場選択とタイミングがすべて
→このタイミングでやるべき事業は何か?
STORES.jpでの経験
・ネット上で簡単にお店を出せるサービス
→人はすぐに現金が手に入ることを求める
→手数料がかかっても良いからほしい
CASH
・写真を撮ると、その商品を査定し、現金化してくれるサービス
→信用で成り立つビジネスモデル
社長は暇なほうがいい
→仕事はなるべく周りに振り、考える時間をなるべく多くする
「普通の人」を目指す
=全力で普通の生活をする
→企業経営者が忘れてしまうような、あたりまえの感覚を持つようにする
→フラットに生活して、パッと思いついたものを書く
例)
・毎日運動して、考えない時間をつくる
・iTunesのトップ10を毎月ダウンロード
・ヤフーニュースのトップをチェック
ちょっとした違和感をスルーしないこと
人に相談しない=自分の感覚を大切にする
→相談する前に、自分の仮説を試して確かめる
タイミング=時代の半歩先=一年未満
覗き見市場には需要がある
→他人の日常を覗き見したい人は多い
サービスで大切なのは、表現と体験
例)
著者が飲食店の経営者なら
・従業員向け給料アプリ
→手数料でその日の給料を即日引出し
・従業員向け賃金サービス
→手数料でお金を一時的に企業から借りる
・フランチャイズ店舗に材料融資
→材料の費用でなく材料そのものを提供し、売上に応じて材料費をもらう
・顧客に対してツケ飲食
思考停止の時代が訪れる
→脳を使わなくても生きていける時代になる
→どれだけ脳を使わずに、いままでの世の中を再現できるかが重要
これから起こること
・衣食住は無料になる
→AIにより働かずに生きられる人が増える
・エンタメが強くなる
・スポーツはなくなる
・所有する人と所有しない人に分かれる
=シェアする人とシェアしない人に分かれる
→所有する人がニッチになる
お金は使えば使うほど増える