あらすじ
「カマかけたらクロでした」から10年…。
浮気を認めた状態で更に嘘を塗り重ね、反省することなく開き直る夫にイライラが募り…。とうとう妻は限界を超えた。
完全に形だけの家族。それでも夫が「離婚はしたくない」理由とは…?
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嘘つき
夫の浮気を不問にし続けた妻が子供と自分のために離婚を決意るすさまを描いたエッセイマンガの第三話。
夫を問い詰めても開き直り自分を冷たく扱い興味がないと言った妻に非があるかのように被害者面するばかり。
息子は離婚に対して賛成で慰謝料とればいいと母親を応援するが(というより父親にたいする敵意から母親を使って復讐したいと思っているように見えるが)娘はそうではなかった。
生まれた時から感じで今更だし嫌いになれないし自分の生活費を稼いでくれる人だからと割り切っている様子。
一方浮気がバレた夫を嫌いになった妻は彼が浮気をするから嫌いになったわけではなく簡単にウソをつくから嫌気がさしたのだった。
問い詰めても国会議員のような言い回しや死にたいとオーバーな事を言うばかりで開き直りばかり。
ウソをつくということが地雷になりつつあった時に、息子がずっとやっていたゲームをやめると約束したのに破った時に必要以上に叱責してしまう。
それに対し元凶がまるで妻に非があるように注意したときに完全にウソをつかれることに対してアレルギー反応を起こしていたのだった。
トラウマレベルで嫌な目にあったあと、それ自体が受け付けなくなることはよくあるだけに共感できた。