あらすじ
生と死、愛と別れ、幸福と苦痛、時間の神秘――。四十数年の時を経た今、老人が朗々と民謡を歌い、自らの過去を語る。激動の中国を生き続けた、ある家族の物語。長篇小説『活きる』は、中国著名作家・余華の代表作で、中国および諸外国で広く読まれ、好評を得ている。チャン・イーモウ監督による映画版はカンヌ国際映画祭で審査員特別賞を獲得。一時的な流行に終わる小説ではなく、いまもなお読み継がれ、今後も中国文学史・世界文学史に残っていくであろう名作である。本国一千万部超のベストセラー、40カ国で翻訳出版。 解説・中島京子
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Posted by ブクログ
救いようのないように見える人生をそれでも"活きる"
男の物語。父も母も妻も子供も失った主人公が孫の年齢を聞かれた時に(17になっていたはずだ)と答えた時にはため息が出てそれ以降の文を読むのが怖くなってしまった。
中国の激動の時代にこういう人達がいて、今の時代に繋がっているのだと感じられた。
Posted by ブクログ
『生きる』は中国の作家 余華の長編小説。
それは、“死ぬこと”を描いて“生きる”ことをあらわした、シンプルで、それでいて心に残る物語。
1994年、チャン・イーモウ監督が映画化して、カンヌ映画祭で賞を取っている。
映画では主人公福貴の妻 家珍役コン・リーがとても印象的だった。
日本では黒澤明監督の映画「生きる」が有名だが、私はこちらの方が好きだ。
小説もとても良かった。
Posted by ブクログ
初余華
クソ泣けると言われてたけど泣かなかった
どんな人生でも大事に値する
あなたが生きた道は、評価ではなく感じる物なのだ
のようなメッセージ
分かってるよ