あらすじ
宇宙に届け!ロマンあふれる宇宙食開発記!
――宇宙に、行きたい。近付きたい。
低い身長を理由に、宇宙飛行士を諦めた主人公・久世晴可(ルビ:くぜはるか)は、就職活動中、「JAXA」(宇宙航空研究開発機構)の「誰もが行ける宇宙を目指して」というキャッチコピーを目にし、自分の夢を思い出す。
そうしてJAXAに入社した晴可が配属されたのは、なんと「宇宙食開発グループ」!
「宇宙食」という未知の分野に触れ、戸惑う晴可だったが、「食」が宇宙飛行士達の「幸せ」を生み出すことを知り・・・
銀河を超える、極上の幸せ(ルビ:宇宙食)を作り、宇宙に届けるまでのロマンあふれる奮闘劇!
感情タグBEST3
宇宙食の開発に焦点を当てた漫画
宇宙飛行士の野口聡一さんがYoutubeでISSから発信していた動画を見ていたので、「あの宇宙食はこんな風に作られているんだ」と楽しめました。
主人公の考える宇宙食が、いつか現実でも見る事ができたらいいですね。
「宇宙食」から夢をかなえる
宇宙に焦点を置いた漫画はいくつかありますが、その中でも「宇宙食」をテーマに置いた本作品。かつて宇宙飛行士を夢見た主人公「久世晴可」が、宇宙食開発の視点から宇宙へ行く夢を追いかけます。
決してファンタジーではなくJAXAや各食品会社への取材を基に、現実に沿った宇宙食開発を描いています。様々な制約・条件が揃わないと実現できない宇宙食開発、そんな中でも夢を持ち続けること、前例のないことに挑戦することを忘れない主人公たちの気持ちが読者を元気づけてくれると思います。
宇宙好きは勿論、そうでない人も宇宙をより身近なものに感じさせることのできる作品です。
日向なつお先生の暖かい作画も魅力的です。
新しい
宇宙に対してご飯の観点は面白いです!確かに自分が子供の頃と比べると格段に変わったと聞いていましたが、その裏側はこんな感じなのかと驚きました。続きが楽しみです。絵が可愛い。
Posted by ブクログ
宇宙へ行きたい!そんな思いも背の高さから宇宙飛行士になれなかった主人公が、宇宙食開発を通じて、宇宙とつながる夢を実現に向けていくお話。
宇宙食といっても、毎日食べるものだから、なかなか奥深かった。
主人公の成長とともに、今後どうなるか楽しみ。
主人公のおおらかさ。私も見習いたい。
Posted by ブクログ
どんなお仕事に就いていても、どこで生活していても、
お腹は減るし食べなきゃいけない。
「食べる」には、人がそれまで生きてきた歩みが
しっかり反映されているんですよね。
宇宙飛行士への道を諦めた主人公・久世くんが
新たに見つけた夢は、「宇宙に食べる喜びを届けること」。
久世くんの、ごはんを通しての「宇宙への想い」は
宇宙で働く人々に「幸せ」を届けられるのでしょうか。
彼自身の「宇宙への想い」はどうなるのでしょうか。
ほんわかと温かく、大きな希望が湧いてくる物語です。
Posted by ブクログ
『宇宙に行きたい。近づきたい。しかし、...』
宇宙飛行士になることを諦めた久世晴可。
しかし、昔からの自分の夢を諦めたくない彼は、『宇宙航空研究開発機構(JAXA)』に就職することに。
配属先は、なんと『宇宙食開発グループ』。
宇宙飛行士に届けたい宇宙食とは?
・宇宙弁当
・ふわころサンドイッチ
・お赤飯 などなど
カロリーが必要、味はやや濃いめ、常温での長期保存、細かい粒状の物は機械の古書の元、など
宇宙では、制約がたくさん...
果たして、晴可くんは、宇宙飛行士に認められる宇宙食を開発出来るのか?
宇宙飛行士と一緒に走って、試食会に来てもらえるように仲良くなったりするのとかは、できすぎているなあって思うけれども、ごま塩の宇宙食版を考えていくところとかは、すごく面白かったです。