あらすじ
「現実」ではなく「受け止め方」を変える――そのちょっとしたコツがある。◎何があっても、自分を「全否定」しない◎やっかいな人と同じ土俵に上がらない◎人に迎合しやすい人は、傷つきやすい人◎カッとしたら、サッとその場を去る◎迷ったら、自分を「主語」にして判断する◎「隠し事」が増えるたびに、心は暗くなる◎なるべく「性善説」で考えたほうが、人生はうまくいく……禅が教えてくれる、「心を健やかに、穏やかに保つための秘訣」
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Posted by ブクログ
冒頭、心を「強く」するのではなく、心を「柔軟に」しておくことが肝要という一節が心に響いた。
確かに、心を強くしておくことはストレス社会を生きる上で大切かもしれない。
しかし、悲しい時や苦しい時に「強くあらねば」と素直に感情を出せず、そのまま引きずるくらいなら、
一度心を柔軟にして、そのときの感情に浸り切る(その後はできるだけ早く立ち直る)のが、
精神衛生上大切なのかもしれないと、感じた。
この本全編を通じて、
ありのままの今の自分で、
他者の視線を気にすることなく、
自分の人生を生きなさいという著者からのメッセージを受け取った。