あらすじ
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「利益出せ」「納期を守れ」「早よ帰れ」…ゼッタイムリ!
全ページ書き下ろし! Twitterフォロワー20万人突破の漫画家が描く、
もう帰りたい…あの行き場のない気持ちの「取扱説明書」。
<はじめに全文>
あなたは「全日本もう帰りたい協会」というツイッターアカウントがあることをご存知だろうか?
・「行く前からすでに帰りたい」
・「冷静に考えてほしい。週5日の労働の疲れが週2日の休みで取れるわけないだろう?」
ここでは働く人々の「もう帰りたい」という気持ちが日々つぶやかれている。
このアカウントのフォロワー数はなんと…ご…54万人!
こんなにも多くの人が帰りたいと願っていて…なぜ帰れない?
例えば…
・なぜ無意味な残業に付き合わされる?
・「板挟み」状態をどうすればいい?
・上司の無茶振りにどうやって対処する?
・なぜうちの会社は効率が悪いんだ?
・妻でも母でも社員でもない私の時間が欲しい
・何を最優先にすればいいんだろう?
・自分の居場所は本当にここなのだろうか?
「もう帰りたい」と願う理由も…年齢も…性別も…立場も全く異なる…これから始まるのはそんな人々のお話。
<もくじ抜粋>
・なぜ偉い 帰れる奴より 帰らない奴
・フルコミット 覚えた横文字 もはや死語
・「なんか違う」 そういうあなたが なんか違う
・嘘でしょう 期待に応えて 仕事増え
・どうすれば 残業減るかと 残業中
・できません 言える勇気も 社会人
・ミスすると 増えるマニュアル またミスる
・会社にいる 今の自分が すべてじゃない
・数字では 割り切れないのが 家事育児
・「ウチなんて…」 人の愚痴聞き 我がフリ直す
・有給を 取るため残業 徹夜かな
・気づいたら 休み方すら 忘れたよ
・「エモい」とか「分かりみ」だとか「よき」だとか
・欲しいのは アドバイスより 「がんばれよ」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
部活での部長という役柄に疲弊しきった時、古本屋で出会った一冊。その題名に惹かれた。
本書は全て社会人の物語だし、学生に通ずるかと言われれば若干異なる部分もある。それでも状況が同じだったり、感情が似ていたりしていて、読後には思い悩んでいた心も随分と軽くなった。
この本は主に共感と提案で構成されている。登場人物に共感して、同じ境遇の味方の存在を感じた後に、解決策の提案が来る。教訓でも提示でもなく、提案。「こうすればいいのかもしれません。」とすごく曖昧に、でも核心を付いたことを提案として書かれている。
当たり前の構成だと思われるかもしれないが、現実では意外とないものだ。現実で誰かに相談しても、「あなたに何がわかるんだ」「そんなこと言われたって出来るものならもうやってるんだ」と疲弊した時こそアドバイスが素直に受け取れなくなる。
私も当時はそうだった。それでもこの本はすっと心に入ってくる。本当に魔法のような感覚だった。忙しくても漫画だから時間を取らない。
今でもお守りのように大切にしている一冊だ。
常に仕事に追われている方へ
何話かあるのですが、どれか今のあなたに刺さる話があると思います。働きすぎ、真面目すぎと言われる日本人、この話のような視野を持って生きていきたいですね
Posted by ブクログ
いろんな角度の悩みから「帰りたい」が描かれていた。健康に仕事していたときは家にいても帰りたかったなあ、と思い出した。自分の課題と他人の課題は切り離して、しっかり帰りたいものです。
Posted by ブクログ
「働き方改革」と叫ばれているが、なかなか変わらない現場。そこで働く人々の不満と、変えようと努力する様が描かれている漫画でした。相変わらず言葉のチョイスも素敵。
Posted by ブクログ
【帰りたい場所があるのはいいね】外の気温、天気すら、わからない箱の中にいる私。入れば外の空気に触れたくなるが休憩も外に行く時間もない。出たくて出たくて仕方ない。どよーんとした空気から解放されたい。「もう帰りたい」前向きな言葉でもある。ママのような存在が欲しい。働き方改革、正しさが通じない世界もある。自分での改革が必要。大切な人との時間を失わないように。それより大切なものはない。仕事があるから気分が救われることもある。ただそれは、幸せとは言えるのか。働く人全てに胸に響く言葉がある。あるある本。また字が綺麗ね。
Posted by ブクログ
小説と思ったら漫画だった。
滲み入るようなストーリーが良くて、新卒社員に貸したら話に内容も解ったし、内容も良かったと。1年未満に社会人経験でもいろいろ考えてるんだろうなと思う。
Posted by ブクログ
会社あるある。
どの話も救われるのがいいね。
自分がこの飲み屋のママならなんて言うかなぁとか、
解決策も1つじゃないし、他にもありそう
って思いながら読んだ。
人の悩みって、囚われすぎ、思い込みすぎ
なのかも。
ある問題は、他の人にとって
なんともないことだけど、
その人にとってはどうしようもないくらい
重大なことだったりする。
視点が狭くなってるんだろうなー自分にもあるある。
だから、人に話したり本を読んだりして気づく!
はっ、私めっちゃ小さい箱ん中はいってたー
みたいな。
これもそんな一冊かも。
Posted by ブクログ
本書ではオフィスで働く方々の定時や休暇や家事分担などを扱っている。中でも残業時間の長さ(タダ働き)信仰は日本人に根強い。無駄出てくる方々はやるべき事をキッチリやっているので多大なストレスなのだろう。考え方を変えるもよし環境を変えるも良しとママが答えを出すのでは無く本人達が結論を出してるのが前向きで良いと思う。