【感想・ネタバレ】果ての星通信1のレビュー

あらすじ

大学を卒業し、恋人との世界旅行を計画していたロシア人青年マルコ。
プレゼントを用意して弾む気持ちで旅の準備をしていると突如、
彼の体に異変が起き見知らぬ土地に転移してしまう。

その土地で10年もの間、
ある重要な“任務”をこなすことになったマルコの異星人交流譚。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

※レビュー記入時点で三巻まで読んでいます。
恋人にベタ惚れなロシア人青年が、突如 任期十年の果ての管理者の任のため、訳も分からぬまま宇宙の果てへ強制転送される。
そこで出会ったのは、同銀河の星々からランダムで集められ、果ての管理者として任務にあたる数名の異星人だった。帰りたくとも終わるまでは帰れない、星を管理する局員たちの異星人交流SF。

当然逃げ出すため、帰るために手を尽くすマルコ。様々な異星人、それぞれの文化、環境、生態、現象に触れながら生き方・考え方の違いを学んだり、トラブルに見舞われたりロマンを感じたりしつつ、残してきてしまったものの大きさに郷愁にかられる日々を送る。
マルコの家族や恋人、地球でのこれまでの事情についても多くが伏せられており、こちらも話が進むごとに少しずつ明かされていく。
突然攫われて十年間宇宙で仕事をしろ、は普通に考えても怖いし長いし、そう受け入れられるものではない。マルコの恋人が一体どれだけ年上なのかもわからないし、地球人の十年はそこそこ長い。
読み手から見ても始まりは不憫でしかないのですが、好奇心そそる出会いや仕事の数々にワクワクして来ます。
カバー裏まで毎回とても楽しみです。
もっと幅広く読まれてもいいと思うのですが……。

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2020年06月12日

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