あらすじ
2014年W杯優勝国の基礎をつくったのは「子どもは楽しむためにサッカーをしている」という、当たり前のようにも聞こえる信念でした。ドイツの大人は、どのように子どもの成長を考え、どんなサポートをしているのか。現地で15年以上サッカーを指導し、子育てにも奮闘中の著者が、熱を込めて伝えます。
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Posted by ブクログ
ちょっと「僕の見た生徒は」が多くて鼻につく部分があったが、サッカーという具体を通して教育に必要なことを感じられる一冊だった。子育て世代の入門書としては分かりやすくてイイなと感じる。
Posted by ブクログ
サッカー大国のドイツの育成は裾野が広く、
そして、子どもたちの世界を大切にしている。
この本を読んで最初におもったことです。
そして、子どもの成長を長期的な視野で見守る。
かたや
「プロのトップ選手になれるのはほんの一握り」
わかっていても、子どもには夢を追いかけてほしいという
願いや思いが強すぎるわれわれ親たち。
全力でプレーでき、成功と失敗を体験できる環境(p41)
を整えることの大切さを痛感しました。
読み進めるうちに
私自身も小学校時代に友だちとあーでもないこーでもないと言い合いながら、
野球にサッカー、ドロケー、鬼ごっこをしていた頃が一番楽しかったこと。
高校まで全力で野球を続けられたのも、今子どもたちとサッカーをできるのも、
あの時の楽しさがあったからなんだなと思います。
確かにプロになる、優勝する、
有名チームセレクションに合格するのはモチベーションの1つですが、
小中学生は「楽しめること」が大切なんだなと痛感しました。
「焦らず、じっくりと挑戦する力を育てる」
そこに注目していこうとおもった本でした。